NTTドコモの「33(みみ)展 by For ONEs」に行ってきた!

NTTドコモが2019年3月1日(金)〜3日(日)までの期間、六本木ヒルズ(東京・港区)の大屋根プラザで3月3日の「耳の日」に合わせたイベント「33(みみ)展 by For ONEs」を開催している。

NTTドコモでは「For ONEs」というコンセプトのもと、ひとりひとりが自分らしさを発揮できる社会の実現をめざしてさまざまな取り組みをしており、今回のイベントはその活動の一環として「聴覚に障がいのある方の日常の不便さ」をテーマにした体験イベントとなっている。

また同イベントでは本日3月1日からサービスを開始した耳の聞こえづらい人などでも音声通話ができるスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「みえる電話」の体験もできる。そんな33(みみ)展 by For ONEsについてイベント全体の様子をレポートする。


For ONEsについて

イベントでは「耳年齢チェック」「『聞こえづらい』を聞いてみよう上映会」「みえる電話の体験」の3つのコーナーが用意されている。





耳年齢チェックのコーナーでは、10代〜80代までの聴覚をチェックできるオブジェが並ぶ。オブジェの出っ張りと出っ張りの間に頭を入れ、モスキート音が聞こえるかどうかで耳年齢をチェックするというもの。自身の年齢よりも若いと聞こず、自身の年齢以上であれば聞こえるとされるモスキート音だが、実際に筆者(40代)も試したところ、年齢未満(10〜30代)のモスキート音はほぼ聞こえなかった。

逆に70〜80代はよく聞こえ、自身の年代よりも大きく聞こえたが、NTTドコモの担当者によると、聞こえ方は人によって異なるとのこと。


「『聞こえづらい』を聞いてみよう上映会」のコーナーでは、日常のシチュエーションで、聴覚に障がいがあった場合の不便さが分かる映像を見ることができる。

普段、健聴者では意識しない当たり前のことが、聴覚に障がいがあると当たり前ではないことに気付かされる。また、健聴者はいかに聴覚に頼っているのかも気付くことができる。



3月1日から正式サービスが開始した「みえる電話」を体験できるコーナーもある。みえる電話では、相手からの音声を瞬時にテキスト化し表示することが可能。さらに、音声およびテキスト入力によって相手と話すことができるスマートフォン向けのアプリだ。対応するスマートフォンはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)以上、およびiOS 11以上で、利用にはNTTドコモの回線契約が必要となる。アプリ自体は無料、ダウンロードには通信料がかかる。

最後に、NTTドコモの担当者にイベント全体について案内・解説をしてもらったのでその様子を動画で紹介する。




-->-->-->-->-->-->-->アプリ名:みえる電話
価格:無料
カテゴリー:通信
開発者:NTT DOCOMO
バージョン:2.0.0
Android 要件:6.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.nttdocomo.mierudenwa





記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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