Appleが、折りたたみiPhoneのディスプレイを「熱」を使って保護する技術の特許を申請したことが明らかになりました。

Appleが折りたたみ式iPhoneに関する新たな特許申請

Samsungの「Galaxy Fold」や、Huaweiの「Huawei Mate X」をはじめ、スマートフォン業界では折りたたみ式が最近のトレンドとなっています。
 
これは、スマートフォンのディスプレイとして、バックライトが必要な液晶ではなく、バックライト不要でフレキシブルな形状が実現可能な有機EL(OLED)が採用されることで実現しています。

 
Appleも、折りたたみiPhoneに関連する特許を申請していることが分かっていますが、現地時間2月28日に米国特許商標庁(USPTO)が、Appleによる新たな特許申請の内容を公開しました。

「熱」を使って折り曲げ部分を保護

「フレキシブルディスプレイを持つ電子機器(Electronic Devices with Flexible Displays)」と名付けられた特許申請書には、端末を折りたたむ際、ディスプレイを保護する方法が記されています。
 

 
ディスプレイの温度が低い状態で、端末を折りたたもうとする動作を検知すると、折り曲げ部分の近くに配置されたヒーターを使って加熱する手法です。
 
ただし、スマートフォンのような機器にヒーターを内蔵するのはあまり現実的ではないだろう、と米メディアAppleInsiderは指摘しています。

ディスプレイを点灯させて発熱する方法も

もうひとつは、ディスプレイを点灯させることで、折り曲げ部分の温度を上昇させる方法です。
 

 
この方法だと、温度が十分に上がるまで時間がかかりますが、温度が低いまま折り曲げられることによる破損を防ぐため、マグネットを使ったロック機構で折り曲げられない構造にするとの記載があります。
 

 

すべての特許が製品化されるわけではない

Appleは、数多くの特許を申請・取得しており、そのすべてが製品化されているわけではありません。
 
しかし、折りたたみiPhoneに関する複数の特許が申請されていることから、Appleも折りたたみiPhoneの開発に取り組んでいると考えて良さそうです。
 
 
Source:USPTO, AppleInsider
Photo:Lets go Digital
(hato)