「東映まんがまつり」29年ぶりに復活

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1967年(昭和42年)より、東映が子ども向け映画をまとめて上映した伝統のシリーズ「東映まんがまつり」が、29年ぶりに復活することがわかった。4月26日の全国公開に先駆け、このたび予告編とポスタービジュアルが到着した。

東映まんがまつり」は、夏休みなど長期休みに行われた、東映の子ども向けオムニバス興行タイトルのひとつ。アニメ作品だけでなく、実写映画「フィンガー5の大冒険」や「がんばれ!!ロボコン」などさまざまなジャンルの作品が上映された。「東映まんがまつり」という呼称は1990年の春まで使われていたが、今春、久しぶりの復活を遂げる。

上映されるのは、「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」「うちの3姉妹」「りさいくるずー」の4本。

解禁された予告編の冒頭、「あの伝説が…ついに復活を遂げる!」というナレーションと共にまず登場したのは、幼児から小学校低学年の男女を中心に爆発的人気を得ている、見た目はおしりでも推理はエクセレントな名探偵「おしりたんてい」。劇場版タイトルが「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」に決定した本作では、新しいお店のカレーに欠かせないスパイスが無くなる事件が発生する。口ぐせの「フーム、においますね」も飛び出し、映画館でもおしりたんていと助手のブラウンが華麗に難事件を解決していく。

続いて「爆釣(ばくつり)バーハンター」から、釣りへの情熱と才能だけは誰にも負けない少年トッタが、謎の海域に潜む伝説の超大物バーソウル「“神(しん)”海魚ポセイドン」に挑む「映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン」。

さらに、フー、スー、チーのおかしくてキュートな3姉妹が巻き起こすおっぺけぺーな日常に、観た人からハッピーになれる「えいが うちの3姉妹」。最後は、ダンボールから作られた冒険家コンビ、ネコのヤマオリ、イヌのタニオリが伝説のお宝をさがしにダンボール惑星を大冒険する「りさいくるずー」の映像も盛り込まれている。