先輩・同僚・後輩…職場の男子を“ちょいほめ”して好感度を上げる秘訣

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「男はほめて育てる」なんて言いますよね。ただ、彼氏や旦那さんはともかく、職場の人をほめるのは微妙、などと思っていませんか?

実は“ちょいほめ”すると人間関係がスムーズになる可能性大。今回は、ほめ上手な30代の女性に“ちょいほめ”技を教えてもらいました。

協力してくれたのは由佳さん(30歳/広告)、美咲さん(31歳/IT系)、真弓さん(36歳/アパレル)の3名です。

■関係性によって、ほめ方は変わる


――普段、どんな人をどのような感じでほめてるんですか?

由佳「先輩・同期・後輩で使い分けてますね。やっぱり先輩をほめるときはヨイショも入ります」

美咲「私は先輩や同期には“すごーい”と“さすが〇〇さん”が定番」

真弓「それは間違いないと思います」

由佳「“この案件は○○さんじゃないとダメ”もよく使うかな。頼りにしてる感を出すのが大事なので」

真弓「私は“また聞きほめ”も使いますよ。“△△さんが、〇〇さんのことをデキるって言ってましたよ”とかね」

美咲「それは直接ほめるより効くでしょ?」

真弓「あとは“最初から〇〇さんに聞けばよかった”とか。他の人ではダメだったけど、その人に聞いたら解決! みたいなパターンね」

“また聞きほめ”は確かにうれしいですよね。誰かがほめているのを耳にしたら、覚えておいて、ここぞというときに伝えてみては。

■職場の後輩のほめ方は?


――年下男子って難しそうですが、後輩はどういうふうにほめますか?

真弓「本気でほめると調子に乗る人が多いので、冗談っぽさを残すかな。“〇〇くんはデキる子だと思ってたよ”とか」

美咲「それいい。うちの会社は全体的に若くてカジュアルな雰囲気だから“〇〇くん、恐ろしい子”って『ガラスの仮面』調のほめ方をして盛り上がったりしてます」

由佳「楽しそうな会社。それ女子に言ってもいいですね。笑いも取れるし、本人も悪い気はしないだろうし」

ほめたいけれど大げさな感じにしたくない。笑いの要素が欲しい、なんてときは、こんなほめ方もいいかも。

■男性の持ち物をほめるのはあり?


――真弓さんはアパレル勤務ですよね。男性の服や持ち物ってほめていいのか悩んでしまうのですが……。

真弓「うちの会社は基本的にお洒落な人が多いから、服や持ち物はほめません。ただ、営業の人のネクタイはほめますよ。簡単でいいんです。“今年の流行色ですね”とか“渋いですね”とか」

由佳「下手に細かいところまでほめると、墓穴を掘りそうですもんね」

真弓「そうそう。あくまで“ちょいほめ”でいいんです」

美咲「私の上司のネクタイ、いつも素敵なんですけど、奥さんの趣味らしいから、あえて思いっきりほめるようにしてます。特に初めて見たネクタイの場合は“すごいお洒落ですね!”って」

真弓「それでいいと思います。こだわりがある人はプライドが高いから、センスのない人に触れてほしくない、みたいなオーラを出したりするし」

ネクタイを“ちょいほめ”するくらいなら、ハードルは高くなさそう。相手が本当に素敵なネクタイをしていたら、無邪気に「お洒落〜」って言ってもいいかもしれませんね。

■文房具をほめるのは意外とGood


――ネクタイ以外に、おすすめの“ほめ”ポイントはありますか?

由佳「私は文房具をほめることが多いかな。上司が書類にサインするときは万年筆を使うので、毎回“渋い”“かっこいい”と言ってます」

美咲「私は、借りた文房具を“使いやすかった”“私も買おうかな”と言うことがあります」

真弓「男性って文房具好きな人、多いですもんね。“ちょいほめ”って本当に小さいことの積み重ねだから、あんまり構えなくていいと思います」

特別なときにオーバーなほめ方をするより、気づいたときに、ちょこちょこほめるほうがいいのだとか。言わば、日々の買い物でポイントを稼ぐような感覚でしょうか。

■ “ちょいほめ”は積み重ねが大事


もちろん、嘘をついてまでほめる必要はありません。それをやると信用度が落ちるし、女性に嫌われるので気をつけて。本当にほめる要素があるときに、スルーしないで口に出すようなイメージです。

“ちょいほめ”の積み重ねで、あなたに好意を持つ人が増えるかもしれません。気になる人との間に愛が芽生える可能性も。ぜひ明日からでも取り入れてみてくださいね。