中津市の玄関口である中津駅ではたくさんのひな人形が出迎えてくれる/写真は主催者提供

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江戸時代には中津藩・奥平家10万石の城下町として、明治4年の廃藩置県では中津県が設置されるほどの舟運を背景にして商都として栄えた大分県中津市。その中津市で「第21回城下町中津のひなまつり」が3月10日(日)まで開催中だ。

【写真を見る】手作りの手まりおよそ1000点が展示されている宮本邸/写真は主催者提供

開催期間中は、黒田官兵衛が築いた城下町の街並みで、商都として繁栄した中津の旧家である南部まちなみ交流館、村上医家史料館、大江医家史料館、中津市歴史民俗資料館、福沢諭吉旧居・記念館、自性寺大雅堂、蛭子宮、宮本邸などに、古くから伝わるひな人形が展示される。

また、JR中津駅から日の出町、新博多町の商店街や諸町を中心に人形展示会場が開設され、ギャラリー・お茶会、出店などでにぎわう。3月2日(土)、3日(日)には中津城復興天守を背景に「中津城人間ひな飾り」も行われる。

平成最後となる今年のひなまつりでは、中津城人間ひな飾りやお姫様体験、インスタグラムでのキャンペーンなどを実施。さらに、琴の演奏会やオーロラ源星太鼓などのイベントも盛りだくさんだ。歴史あるひな飾りで鮮やかに賑わう城下町中津市にでかけよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)