チェルシー、今後2回の移籍市場で補強禁止に…18歳未満選手獲得の規則違反

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 チェルシーは22日、18歳未満の海外移籍に関するFIFA規則に反したとして、今後2回の移籍市場における選手補強禁止処分と60万スイスフラン(約6600万円)の罰金を科される旨の通達を受けたと発表した。

 チェルシーは日本語版公式HPにて、FIFA(国際サッカー連盟)懲戒委員会から処分の通達を受けたことを明らかにし、「弁明を申し立てるとともに、この通達に対する控訴を行うことをここに表明します」と記している。

 チェルシーは詳細について、以下のように説明している。

「クラブは、未成年保護に尽力するFIFAの活動に大きく敬意を払うとともに、FIFAの調査委に対し全面的に協力する所存です。当初、チェルシーFCは条項19.1および19.3に関して、92名の選手を対象に処分が下されました。しかしFIFA側とはうち63名の選手について規則違反はないと合意に至った事実を喜ばしく思う一方で、残りの29名についてはまだ調査対象である点を残念に思います。チェルシーFCは今後も関連規則に則っている旨を証明するため、改めて近日中にFIFAに対して申し立てを行う予定です」

 仮に通達された内容の処分が確定した場合、チェルシーは2019年夏と2020年1月の移籍市場で選手補強を行うことができなくなる。