(写真)国会議員に署名を手渡す中央社保協、民医連、全労連の代表=20日、衆院第1議員会館

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 介護サービスの削減や負担増が繰り返されるなか、保険制度の改善と介護従事者の処遇改善を求める署名と、国の責任で社会保障制度の拡充を求める「25条署名」を提出する国会集会が20日、衆院第1議員会館で開かれました。主催は全日本民医連、中央社保協、全労連です。

 全国から約130人が参加。社会福祉士の男性(25)=福島県、介護職=は、「初めて国会に来て多くのことを学び貴重な体験ができた。福祉は夢のある仕事です。専門性を生かして働くために署名なども大事だと思った」と話しました。

 集会では約16万人分の介護保険制度・介護従事者処遇改善署名(20日提出分)と、約8万人分(同)の「25条署名」が日本共産党の田村智子副委員長、畑野君枝衆院議員、倉林明子参院議員に手渡されました。立憲民主党の議員からメッセージが寄せられました。

 この日を含めた提出分は、介護署名で16万7758人、「25条署名」で24万5372人になりました。

 あいさつに立った中央社保協の是枝一成事務局次長は、昨年強行された生活援助の回数を抑制する制度改悪にふれ、「社会保障がこれだけ削られる中で、10月の消費税増税など許されない」と話しました。

 参加者は現場の実態を交流しました。神奈川県民医連の代表は制度改定後の検証調査を行わない国の姿勢を批判。「財務省は原則2割負担を持ち出している。学習を重ね運動を強めよう」と述べました。

 集会の前に全日本民医連の林泰則事務局次長が政府の「介護人材政策」について講演。集会後、参加者は国会議員要請行動に取り組みました。