NAGOYA, JAPAN - NOVEMBER 15:  Infielder Kazuma Okamoto #8 of Japan is seen prior to the game six between Japan and MLB All Stars at Nagoya Dome on November 15, 2018 in Nagoya, Aichi, Japan.  (Photo by Masterpress - Samurai Japan/SAMURAI JAPAN via Getty Images)

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 春季キャンプが折返しを迎え、各球団の新戦力は注目を集めている。とりわけ、高卒ドラフト1位ルーキーたちは、日々取り上げられ、中日ドラゴンズの根尾昂内野手を筆頭に、広島東洋カープ小園海斗内野手や千葉ロッテマリーンズ藤原恭大外野手らの活躍が、連日話題を呼んでいる。
 
 高卒選手は、即戦力としてよりも、伸びしろが期待される素材重視の指名といえる。しかし、ドラフト1位となると、期待の大きさ故に、目先の結果に一喜一憂してしまうファンも少なくないだろう。
 
 過去5年間の高卒ドラ1ルーキーの1年目の成績と現在地を振り返る。4回目の今回は、巨人・岡本世代の2014年ドラフト4選手だ。

安樂智大(楽天・投手)



1年目:1試合6回、1勝0敗、4奪三振、防御率0.00
4年目:2試合8回、0勝2敗、2奪三振、防御率10.13
 
 安樂は、1年目にファームで19試合を投げ、防御率2.57の成績を残すと、1軍デビュー戦では、6回を2安打無失点に抑える好投で、プロ初勝利を挙げた。2年目には8月から先発ローテーションに定着。味方の援護に恵まれず3勝に終わったが、防御率3.42と安定した内容で試合を作った。
 
 しかし、3年目は出場機会を減らし、10登板でわずか1勝止まり。防御率は4.06まで悪化した。昨季は1軍で2戦2敗、ファームでも18試合に登板し、防御率4.03と伸び悩んでいる印象だ。

郄橋光成(西武・投手)



1年目:8試合44回、5勝2敗、1完投1完封、22奪三振、防御率3.07
4年目:3試合20回、2勝1敗、15奪三振、防御率4.50
 
 郄橋は、1年目からファームで好投し、8月に1軍昇格を果たすと、8月23日の千葉ロッテマリーンズ戦で完封勝利を挙げるなど4勝をマーク。史上最年少となる18歳6カ月で月間MVPを受賞した。2年目は、自己最多となる22試合に登板し、2完投1完封をマークするも、4勝11敗、防御率4.42と大きく負け越した。
 
 3年目からは、故障に苦しみ、登板数は激減。4年目の昨季は3試合の登板にとどまった。今季から背番号を『17』から『13』に変更した郄橋。心機一転し、キャリアハイを叩き出せるか注目だ。

松本裕樹(ソフトバンク・投手)



1年目:1軍出場なし
4年目:6試合28回2/3、1勝2敗、20奪三振、防御率3.45
 
 松本は、プロ1年目を右ひじのリハビリに費やし、2軍戦での登板もなかった。2年目にプロ初登板を果たすと、3年目には、15試合58回1/3と大幅に出場機会を増やした。昨季は、6試合の登板にとどまったが、防御率は、3点台と安定した内容をみせた。今季の活躍に期待が持てそうだ。

岡本和真(巨人・内野手)



1年目:17試合、打率.214、6安打、1本塁打、4打点、2盗塁
4年目:143試合、打率.309、167安打、33本塁打、100打点、2盗塁
 
 昨季、史上最年少で「3割30本100打点」をマークした、巨人の4番・岡本。だが、1年目は、17試合、2年目は3試合、3年目は15試合と、出番はほとんどなかった。プロ入り後3年間での通算成績は、35試合で、打率.188、13安打、1本塁打、6打点。昨季の活躍を予想できた人は多くないだろう。
 
 20日に行われた韓国・起亜タイガースとの対外試合でも3安打4打点と打棒を発揮した。同日、台湾・統一ライオンズとの交流試合で3回1失点と好投した高橋光らとともに、今季も世代を牽引する。