草なぎ剛の大事なところがコンニチハ?「新しい地図」のファンミが破天荒すぎた!

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 稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の「新しい地図」が、初となるファンミーティング「NAKAMA to MEETING_vol.1」の東京公演を2月16〜18日に開催した。イベント名にこそ“ファンミ”と銘打っているものの、会場の武蔵野の森スポーツプラザメインアリーナは最大1万人のキャパを持ち、巨大なスクリーンも設置されたステージはジャニーズのアリーナコンサート級。その規模でのっけからファンを圧倒してみせた。

 そして内容面でもジャニーズのコンサートでは考えられない演出が続出だ。まずは観客に“記念品”が配られ、その中身はファミリーマートとコラボしたチーズケーキの「CHI-ZU CAKE」、キーホルダー、そしてイベント中に使うサイリウムの3点セット。客席では「折って光らせる」というサイリウムの使い方が分からず、途方に暮れるファンもいたが、そのサイリウムに大きな意味が込められていたという。

「今回用意されたサイリウムは青、赤、ピンク、黄、緑、オレンジ、白の全7色。勘のいいファンであれば、最初の5色がSMAPのメンバーカラーだと気づいたはずです。オレンジはSMAPの人気曲『オレンジ』にちなんだものでしょう。そして白は、96年にSMAPを脱退した森且行のメンバーカラー。新しい地図はネット番組で森と共演していますし、この7色でオリジナルのSMAPを表現していたに違いありません」(芸能ライター)

 イベント中にはファンをステージに上げてのゲームコーナーや、メンバーが客席に降りていくという、ジャニーズ時代では考えられなかった触れ合いを披露。そして極めつけは、1分間限定でメンバーをスマホで撮り放題という撮影タイムだ。多くのアイドルが採用しているサービスだが、ジャニーズ流に慣れた観客はこの大盤振る舞いに喜びつつも、撮影しながらでは肉眼でメンバーを見るのが難しいことに戸惑っていたという。

「3日目の追加公演では、終盤で草なぎが側転を披露した際にズボンが破けるアクシデントが。ここで香取は草なぎの大事なところがコンニチハしていると大声で指摘し、対する草なぎも二人に向かってM字で脚を開いてみせるなど、笑い話に昇華していました。終演後には日替わりでメンバーの一人が退場するファンをお見送り。初日の昼公演で担当した香取は声の出し過ぎで喉がつぶれそうになったとのことで、2回目以降は無言でのお見送りになりましたが、メンバーはファン一人ずつの目を見て感謝の気持ちを伝えていたそうです」(前出・芸能ライター)

 なお2月18日の追加公演では昼の部が完売しておらず、前日の公演中にメンバーが「拡散して!」とお願いする場面も。結果的に無事完売となったが、SMAPメンバーが「チケット買って」と頼むことなどありえなかった姿であり、最初から最後まで異例続きのファンミになっていたようだ。

(白根麻子)