2018年国内家庭用ゲーム市場規模は 4343.0億円。DL版含めた年間ソフト首位は「モンスターハンター:ワールド」

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ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2018年の国内家庭用ゲーム市場についての速報を公開した。集計期間は2018年1月1日〜2018年12月30日。

■2018年の国内家庭用ゲーム市場について
2018年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比 84.1%の1700.9億円、ソフトが同 108.2%の2642.1億円(うちオンラインが882.0億円)、合計で同97.3%の4343.0億円となった。

ハード市場は昨年対比でマイナスとなったが、2013年から2016年の市場規模を上回っており、依然として高い水準と言える。一方、ソフト市場はダウンロード販売が大幅拡大し、オンライン決済全体を含めると、2 年連続で昨年対比プラスとなった。

ダウンロード販売を含めたソフトランキングの年間首位は、286.0万本を販売した「モンスターハンター:ワールド」(カプコン/2018年1月26日発売/PS4)が獲得。2018年初頭におけるプレイステーション 4本体の販売を牽引した。なお、ダウンロード版の売上が87.4万本と全体の3割近くを占めている。

続く2位には「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(任天堂/2018年12月7日発売/Switch)がランクイン。12月の発売ながら、3週間あまりでダブルミリオンに到達するという目覚ましい勢いで、Nintendo Switch 本体の販売も強力に押し上げている。

ハード市場では、Nintendo Switch が 348.2万台を販売して年間販売台数のトップとなった。そのうち12月期だけで115.9万台、年間の3分の1に相当する売上台数を達成し、年末商戦において大きな存在感を示した。同ハードは2017年3月に発売されたが、発売年の年間販売台数 340.7万台を上回る結果となった。なお2位のプレイステーション 4は、年間169.5万台を販売している。

2019年は、「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」(任天堂/2019年1月11日発売/Switch)や「キングダム ハーツIII」(スクウェア・エニックス/2019年1月25日発売/PS4・Xbox One)といった人気タイトルが年明け早々から登場し、今年も家庭用ゲーム市場の動向が注目される。



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