『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』リバイバル上映舞台あいさつに登壇した白倉伸一郎プロデューサー(左)と半田健人 (C)ORICON NewS inc.

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 『平成仮面ライダー映画・あの名作をもう一度!キャンペーン』内の投票企画で、『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(2003年公開)が「もう一度スクリーンで観たい映画」部門の1位を獲得。17日、東京・渋谷TOEIでリバイバル上映が実施され、トークイベントに主演の半田健人(34)、白倉伸一郎プロデューサーが出席した。

【写真】上映舞台あいさつに登壇した半田健人

 『仮面ライダー555』は、仮面ライダーと同等に怪人=オルフェノクの物語も描かれた意欲作。 夢を持たない青年・乾巧(半田)は旅の途中、特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理(芳賀優里亜)に遭遇。異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦い始めるのだった…。

 上映直後、熱気が高まったファンに出迎えられた半田は「16年後はこうなりました」と冗談交じりにあいさつしながら「いくつになっても“たっくん”でいなくちゃいけないという自覚がありますね」と、変わらぬ声援に感謝していた。

 当時は、テレビ版と劇場版の撮影を同時並行で敢行し、白倉氏が「最長で72時間、テレビと映画の撮影を繰り返していた」と“過密スケジュール”を告白。撮影合間にマスコミ向けの製作会見もあったといい、半田が「(同席した)『アバレンジャー』が元気で…。『555』チームは、目が死んでたんですよ」と振り返ると、劇場から笑いが沸き起こった。

 多くの苦労を重ね、作り上げた作品が16年の時を経て「もう一度スクリーンで観たい映画」部門の1位に。半田は「若いなりに大変な部分はあったけど、体調を著しく崩すとかはなかった。若いうちにやっておくもんですね」と貴重な経験だと話していた。

 また、テレビ版の思い出トークでは、第6話で主人公・巧たちが事件解決のためピッキング行為をはたらくシーンが話題にとなり、白倉氏は「『あの悪いやつを主人公にするな!』と苦情が殺到した。世の中の方は『仮面ライダーには、どんな軽犯罪も許さない! 青信号を守るライダーがいい』と思ってるんだなと改めて感じました」と苦笑いで回顧。これに半田は「そもそも改造車という時点で…。今後、割り切ってくれる時代は来るのかな。このままだと興ざめしちゃうシーンが出てきちゃうかもしれない」と懸念していた。

 『555』以降、過激シーンなどへの物言いが増え「むちゃくちゃ厳しくなった」と白倉氏。ロケ中にも「『撮影なんてするな!』って怒られることが増えた」と明かし「日本で撮影ができなくなる」と切実な悩みを告白していた。