Netflixにて独占配信中の『好きだった君へのラブレター』が大ヒット

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オンライン・ストリーミング・サービスNetflixにて独占配信中のオリジナル映画『好きだった君へのラブレター』。昨年配信が開始されるやいなや、瞬く間に世界中で話題となり、早くも続編が決定した本作について、監督のスーザン・ジョンソンがヒットの秘密を明かした。

【動画を見る】こっそり書いたラブレターがなぜか本人のもとへ…!?

好きな男子5人にこっそりとラブレターをしたためては、大切にしまい込んでいた、夢見がちで少し奥手な女子高生ララ・ジューン。けれど、なぜかその手紙が本人たちに届けられてしまい、妄想のはずが大変な展開に。『好きだった君へのラブレター』は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家ジェニー・ハンの小説「To All the Boys I've Loved Before」の実写化。主演は本作で一躍大ブレイクをはたしたラナ・コンドル、監督は『マイ・プレシャス・リスト』(16)で長編映画の監督デビューを果たしたスーザン・ジョンソンが務めた。

本作はヤングアダルト層に向けたラブコメディだが、実はそれ以外の層にも響いているよだ。スーザン監督は「この作品を配信してからの反響は驚くべきものでした。それは視聴者層が若い女性だけではなく、とても多様だと思われるからです」と、自身も驚いたことを明かした。

ヒットの理由について「主人公ララは、ある男子から『あなたは信頼を得た』と言われます。その言葉はこの映画の中でのララの心の旅を美しくまとめたものです。彼女は始めは、自分の恐れが人生をどれだけ制限しているか気が付いていません」と語り始める監督。「しかし、彼女の心に秘めた思いが世界に明かされた時、彼女は自分自身でも気づかなかった自信に溢れます。彼女が恐れていること、彼女の手紙が相手に届いてしまったことは、図らずもララを成長させてくれるのです」と、ララの心の成長物語が世代を超えて共感できるのではないかと語ってくれた。

監督は、主演女優ラナのある一言に大変感動を受けたと言う。「ラナは、あるインタビューの中で『この映画を観た人々が、この作品から、最高の人生を生きるためのほんの少しの勇気を貰えることを願っています』と答えました。それは本当にすばらしいコメントでした。我々の人生は人それぞれです。でも、人として私たちを結びつけるものは、愛、友情、家族、信頼や親切など、みな同じなのです」。

図らずも相手に届いてしまったララのラブレターは、妄想の中に生きてきたララを現実の世界に引きずり出すが、ララはそこから自分の殻を破り、これまで避けてきた世界で新しい発見や素晴らし体験をしてゆく。このララの心の旅が、ララと同世代の視聴者だけではなく、あらゆる世代に響いているようだ。(Movie Walker・文/編集部)