「救えるとしたら、私しかいない」 (C)2018- BBP WEST BIB, LLC

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 オスカー女優のジュリア・ロバーツが、自ら指名したという若手実力派ルーカス・ヘッジズと親子役で共演した映画「ベン・イズ・バック」が5月24日に公開されることが決定した。あわせて予告編とポスターがお披露目。映像には薬物依存症の息子を守り抜く母親役を務め、「キャリアの頂点」(AP通信)と評された、ロバーツの迫真の演技がおさめられている。

 イタリアで行われた第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞に輝いた、衝撃と感動の物語。クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設を抜け出した19歳のベン(ヘッジズ)は、突然実家に戻り家族を驚かせる。再会の喜びもつかの間、一家が教会から戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。昔の仲間の仕業だと考えたベンは、過去を清算しようとたった一人で家を飛び出してしまう。

 息子を信じ続ける母ホリーを演じたロバーツは、「大変な役だったから色々なことを考えないようにしていたように思う」と語る。さらに、「大人になった子を持つ母親役は新鮮だったの。自分の意見を持っていて、親とは別の生活がある。(家族を演じた俳優たちと)時間を経ても誤魔化しなくお互いを大好きでいられるのは、それだけ全てをこの作品に込めた証ね」と、思い入れの強さを明かした。

 予告編の冒頭では、ベンの帰宅を喜びながらも、ホリーが家中の薬を隠し、妹アイビーと継父ニールが不安げな表情を浮かべるなど、家族の混乱が映し出される。やがて、過去の過ちの報いが忍び寄り、ベンの幸福な生活が崩れていく様子をサスペンスフルに活写。無力さを嘆き絶叫し、「必ずベンと帰るわ」と誓うホリーの強い覚悟がにじむ映像が完成した。

 ポスタービジュアルには、真剣な表情のホリーに、すがるように抱きつくベンの姿が。「救えるとしたら、私しかいない」というキャッチコピーが、力強く刻まれている。「ベン・イズ・バック」は、5月24日から東京のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。