名声と葛藤するジャスティン・ビーバー

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昨年9月にモデルのヘイリー・ボールドウィン(22)と結婚し、先日は夫婦揃って『VOGUE』の表紙を飾ったジャスティン・ビーバー(24)。私生活で幸せを手にしたように見えるジャスティンだが、うつを抱えており治療を受けていると報じられた。

ジャスティン・ビーバーはティーンの頃に人気アイドルになるも、隣人宅に生卵を投げつける、ランボルギーニでレースをしたあげく飲酒運転で逮捕されるなど荒れた生活を送っていた時期があった。

そんなジャスティンが昨年9月に入籍したヘイリー・ボールドウィンと『VOGUE』3月号の表紙を飾り、抗不安薬ザナックスに依存していたこと、薬物への依存を自力で乗り越え、1年以上も禁欲生活をしていたことを告白していた。しかし、ヘイリーと結婚して幸せな一方で多くの葛藤を抱えているもよう。このほど関係者が、『PEOPLE.com』にジャスティンがうつの治療を受けていることを明かした。

「ジャスティンは落ち込み、疲弊しているようです。」
「ヘイリーとは関係ありません。彼女と結婚してとても幸せです。彼は他のことで精神的に参ってしまっているんです。」
「助けてもらっていますし、治療も受けています。すぐに良くなると自信を持っていますよ。」

さらに別の関係者も、ジャスティン・ビーバーがカウンセリングを受けていると証言した。

「最初はどこにでもいるような、カナダ人の優しい10代の若者でした。彼は素晴らしい子供で、周りの人みんなにとてもスウィートで、とても礼儀正しく、親切でした。大きな名声が彼を完全に変えてしまったんです。」
「彼は何でもやることができ、何でも手に入り、何に対しても『イエス』と言ってくれる人々の中にいたのです。」
「有名になったことで追いかけられ、何から何までファンにストーキングされ、目の前にカメラを突き付けられてきました。それで感情的になり、精神的な苦痛を抱えるようになりました。それら全てが彼の心を乱し、彼はみんなが彼を傷つけようと躍起になっていると感じることが多くなりました。」

また、その原因は「成功しなくてはいけない」という育った環境にもあるという。

「彼の両親はおそらく、ジャスティン以上に彼の成功を望んでいたのです。ジャスティンにはそれがかなりのプレッシャーだったようです。彼と父のジェレミーの関係はとても複雑でした。ジェレミーは彼を急き立て、大きな期待を寄せていましたからね。彼と母のパティとの関係も良いときもあれば悪いときもあり、決して穏やかとは言えないものでした。」

ジャスティン・ビーバーは昨年8月にヘイリー・ボールドウィンの隣で泣いているところを目撃され、昨年10月にも車中で泣いているところを撮られていた。『Entertainment Tonight』は現地時間12日、ジャスティンがカール・レンツ牧師と池のそばを歩いているところを目撃され、道に座って泣いていたと報じている。

ヘイリーという伴侶を見つけたジャスティンだが、婚約や結婚で報道が過熱していたのも事実。名声に苦しむジャスティンにとって愛するヘイリーの存在こそが支えなのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)