一大スキャンダルを巻き起こした
「ラストタンゴ・イン・パリ」 (C)1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.
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 2018年11月に死去したベルナルド・ベルトルッチ監督作「ラストタンゴ・イン・パリ」の4Kデジタルリマスター版が、3月16日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAで追悼上映されることがわかった。

 18年11月26日、肺がんのためローマで他界したベルトリッチ監督。訃報を受けたカンヌ国際映画祭は「世界映画の導きの灯として永遠に輝き続ける、イタリア映画界の巨星」と呼び、その存在を讃えた。現代のパリを舞台にした「ラストタンゴ・イン・パリ」は、妻に自殺されたばかりのアメリカ人ホテル経営者ポール(マーロン・ブランド)が、偶然出会った若いフランス人娘ジャンヌ(マリア・シュナイダー)を衝動的に犯し、互いのことを何も知らないまま逢瀬を重ねた結果、悲劇的な破局を迎えるさまを描いた。

 ベルトルッチ監督の名が広く世の耳目を集めるきっかけとなり、公開と同時に国境を超えて一大スキャンダルを巻き起こした本作。生々しい性描写が世界中で議論の的となり、イタリアでは上映禁止処分、アメリカ初公開時には、最も露骨な性愛場面がいくつかカットされ、X指定(17歳未満は鑑賞禁止)となった。

 「ラストタンゴ・イン・パリ」4Kデジタルリマスター版は、3月16日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAで上映。