藤森慎吾

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 オリエンタルラジオの藤森慎吾が13日、都内で行われた映画『七つの会議』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。自身がサラリーマン役で出演した同作を映画館で鑑賞したものの、観客に全く気付かれなかったことを嘆いた。この日は、野村萬斎、及川光博、朝倉あき、福澤克雄監督も来場した。

 本作は、「半沢直樹」「下町ロケット」などで知られる作家・池井戸潤の同名小説の映画化。ぐうたら社員の万年係長・八角民夫(野村)が年下の上司のパワハラを告発したことをきっかけに、そこに隠されたある謎が会社や従業員たちを揺るがしていくさまをスリリングに描いた企業エンターテイメント。

 本作で藤森が演じたのは、プライドが高く、八角が所属する営業部の粗探しに執着する経理部課長代理・新田雄介。女性を敵に回すかのようなキャラクターでもあるが、藤森は出演に感激しきり。公開13日間で観客動員数100万人、興行収入12億円突破したことを挙げ、「いまだに自分が豪華共演者と一緒に(福澤)監督の作品に出させてもらっていることが信じられない」と驚きの表情。また、いたるところで「おまえクズだったね」と言われることを打ち明け、「お褒めの言葉として受け止めたい」と同役を演じ切れたうれしさをにじませた。

 さらに、同作を鑑賞した母親から「あなたの役も過激なのね」と言われたことを紹介。その言葉を受け「みんなに『クズ』って言ってもらってるんだよ」と伝えると、「お母さんはあなたが本当にそういう人間じゃないってわかってるから」と慰められたことも明かして会場の笑いを誘った。

 自身も映画館で同作を鑑賞。満席の中で笑いが起きたり、頷きながら見入る観客も見つけた藤森は、「臨場感があって、お客さんのリアクションを肌で感じた」と喜んだ。その中で気分が高揚した藤森は観客に気づいてほしくなり、「恥ずかしいことなんですけど、終わった後にかぶっていた帽子を取った」と告白。しかし、「誰一人(にも)気づかれなかった」そうで、「スッと静かに帽子をかぶった。恥ずかしいですね……」と苦笑いしていた。(取材:錦怜那)