野村萬斎がサラリーマンを演じる

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 人気作家・池井戸潤氏の企業犯罪小説を映画化した「七つの会議」の大ヒット御礼舞台挨拶が2月13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の野村萬斎をはじめ、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督(ドラマ版「下町ロケット」)が登壇した。

 中堅メーカー・東京建電を舞台に、社内のパワハラ騒動が、社員たちの人生、そして会社の存在を揺るがすさまを描いた。2月1日に全国329スクリーンで封切られ、国内映画ランキングで2週連続の首位。東宝によると2月13日までの公開13日間で動員100万人、興収12億円を突破した。

 主演作の好調ぶりに、萬斎は「ありがたいこと。皆さまのおかげです」と感謝の意。自身で映画の評判をネット検索しているといい「皆さん、集中力と緊張感をもって味わってくださっている。リピーターも多いと聞いておりますし、中毒性が高いんでしょうか。中毒という言葉、大丈夫ですかね?」と強い手応えを示した。

 隣に立つ及川から「さっき、萬斎さん、応援上映ないんですかって言っていましたよね?」と指摘されると、萬斎は「いいですね。みんなで『ぜひとも!』とか(笑)」と劇中の名セリフとともに前向きな姿勢を見せ、拍手喝さいを浴びていた。

 舞台挨拶では、事前に映画の公式HPで募集された“社会人からのお悩み”に答えるコーナーも。「先輩や上司とうまくやっていく方法は?」という新社会人からの悩みに対し、萬斎は「長所や自信がある部分を小出しにしてみては」とアドバイス。「笑顔で返事、笑顔で挨拶。笑顔は最大の武器」(及川)、「相手のことを徹底的に調べて、自分から好きだとアピールする」(藤森)、「挨拶は万能。そこからコミュニケーションが始まる」(朝倉)とエールをおくった。