好投した斎藤。今季にかける意気込みは相当なものだ (撮影・山田俊介)

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 日本ハム春季キャンプ(現地時間11日=日本時間12日、米アリゾナ州・スコッツデール)日本ハムはチーム初の対外試合となる韓国NCダイノスと練習試合を行い、5−3で勝利した。先発したプロ9年目を迎える斎藤佑樹投手(30)が、2回完全投球を披露した。

 ダイヤモンドバックスのキャンプ施設「ソルトリバー・フィールズ」のメイン球場で行われた一戦。アリゾナの灼熱(しゃくねつ)の太陽に照らされながら、斎藤が力投した。

 「結果として0点に抑えられたことに関してはよかった」。1軍生き残りがかかる今季初登板。直球の最速は140キロをマーク。三振はゼロだったが、2回30球を投げて、打者6人を完璧に打ち取った。

 栗山監督からのメッセージが込められた初対外試合での“開幕投手”。「期待より厳しさを感じました」とその意味は理解している。「本来だったら若手のこれからエースになりうる投手が投げる。30歳の僕が任されたのには意味がある。それに応えないといけない」。強い思いは、結果につながった。

 指揮官は「何とかしようとする必死な姿を見られてよかった」と評価。今季は先発、中継ぎとポジションにはこだわらない考えの右腕。「ほっとした部分はあまりないですね。ずっと気持ちは高ぶっています」。背番号1はがむしゃらに腕を振る。(中田愛沙美)