一生に一度の貴重な機会! 「クマのプーさん展」絶対に見逃せないポイント5つ

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「クマのプーさん展」が2019年2月9日(土)に開幕しました。

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2019年4月14日(日)まで渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「クマのプーさん展」の魅力をご紹介します。

一生に一度! 貴重な原画が来日

この企画展は、「クマのプーさん」「プー横丁にたった家」の原画を保有するロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の企画展が来日したもの。

ディズニーアニメーションに対して「原作」と呼ばれるこれら2冊の歴史と、挿絵画家E.H.シェパードによる原画の数々を見ることができます。

プーの原画の企画展は、実に40年ぶり。

博物館では後世の人々も楽しめるよう保存期間を伸ばすため、2年公開すると10年は非公開にするルールがあり、次に表に出てくるのは最低10年後、いつになるか分かりません。

次のこのような企画展は40年後かもしれず、日本での展示はもう2度とないかも。

まさに「一生に一度の機会」(V&A展覧会担当部長アレックス氏談)。

本物の絵を生で見られる、本当に貴重な機会です。

プーの美しさを実感

鉛筆で描かれた原画は、プーたちの柔らかさ、100エーカーの森(百町森)の美しい風景など、繊細な描写をじっくり堪能できます。

シェパードの挿絵は、表情ではなく姿勢でキャラクターの感情を表現しています。

一枚の絵だけでプーたちの動きが見えてくるような美しい原画がいっぱいに並びます。

プーの家の玄関やプー棒投げ橋などフォトスポットもあります。

プーを基礎から学べる展示

ディズニープーが有名すぎて原作の存在を知らない方、プーがイギリス生まれなことを知らない方もいるかもしれません。

そんな人にも「クマのプーさん展」では基礎から解説文が用意されています。

特に日本での展示にあたり、A.A.ミルンによる「クマのプーさん」とは何かから丁寧に解説が加えられています。

ミルンの写真や当時のテディベアの実物、100エーカーの森(百町森)のモデルであるアッシュダウン・フォレストの写真など、史実資料も豊富です。

基礎的な知識だけでなく、原画展だからこそ見られるプーの深い魅力も紹介。

背景の描写方法やプー独特の挿絵の構図、連続画まで、実際にシェパードが使用したテクニックを解説しています。

もう一度原作をじっくり読みたくなる、単に絵として楽しむだけでない原画の魅力を知ることができます。

ファン必聴! オーディオガイド

有料(チケット代と別途550円)のオーディオガイドは必聴です。

女優の葵わかなさんによるナレーションで、プーの世界を解説してくれるオーディオガイド。

プーのことはよく知っているよというファンでも、いやファンこそ、オーディオガイドが必聴です。

オーディオガイドには原作の文章を朗読してくれるパートがあり、この語りが声優の青森伸さん。

ディズニー版プーシリーズで長年ナレーターさんの日本語吹き替え版声優を務めきた方です。

おなじみのナレーターさんの声で原作を読んでもらえる、超豪華なオーディオガイドです。

この語りを聞くために来場する価値があります。

会場限定グッズは約200点

会場にはプーグッズが多数登場。

V&Aが企画制作した展覧会公式グッズなど会場限定のグッズだけで約200点もあります。

原画とお話をモチーフにしたグッズはオシャレでいつも癒してくれそう。

さらにV&Aでの企画展時に発売された図録も邦訳版が発売。

原画や書籍などプーの文献が詰まった図録「クマのプーさん原作と原画の世界」は必見です。

ちなみにこの図録、玄光社から市販されるので、渋谷まで行けないという人も購入できます。

「クマのプーさん展」は2019年4月14日(日)まで渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催。

2019年4月27日(土)〜6月30日(日)の期間は大阪あべのハルカス美術館で開催されます。

「クマのプーさん展」東京会場
会期:2019年2月9日(土)〜4月14日(日)
休館日」2月19日(火)、3月12日(火)
開館時間:10時 〜 18時 毎週金・土曜日は21時まで(入館は各閉館の30分前まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)
入館料(税込):一般1,500円、大学・高校生900円、中学・小学生600円、親子券1,600円