「こんまりメソッド」が貯蓄にも役立つ5つの理由

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片づけコンサルタントの近藤麻理恵は、瞬く間に有名人になった。米動画配信大手ネットフリックスで番組の配信が始まって以来、「こんまりメソッド」は大きな話題となっている。

モノを片付けるための彼女のメソッドと、お金に関するあなたの目標にどのような関連性があるのか、疑問に思う人もいるかもしれない。だが、こんまりメソッドによってあなたに次の5つの変化が起きれば、それらはいずれも貯蓄につながると考えられる。

1. 購入の判断基準が厳しくなり、消費が減る

このメソッドでは、心がときめかない全てのモノを捨てることになっている。そして、新しいモノを買うときにも、これと同じ考え方が当てはまる。つまり、あなたはこれまでより厳しい目で、モノを買うかどうかの判断をするようになる。

これを続けていけば、不必要なモノを購入せずに済んだことで何千ドルもの節約ができるかもしれない。

モノを捨てることで、消費が促されるのではないかと誤解する人も多い。だが、彼女が著書の中で指摘しているとおり、モノを捨てた後にそれらがなくても困らないことに気付けば、多くのモノを買う必要はないことが分かるだろう。

2. 口座などを減らすことで、お金の流れが明確になる

このメソッドは、古いモノや不要になったモノを捨てることだけではなく、無駄をなくすことにも役立つものだ。

例えば、多くの人は複数のクレジットカードを持っている。だが、使っていないカードを解約することが、信用スコアの上昇に役立つことを知っているだろうか? 持っている口座もクレジットカードも少なければ、お金の流れを把握しやすくなる。支払いが遅れたりすることもなるだろう。

3. 食品の無駄を減らすことで、食費を節約できる

こんまりメソッドを取り入れることは、冷蔵庫のドアを開けたとき、中にあるものが全て見えるようにしておくことだ。洋服と同じように、本当に必要かどうかをよく考えなければ、これを実現することはできない。

食料品の買いだめをしないことは、非常に節約に適した方法だ。筆者は以前から、作ると決めた料理のレシピに書かれた材料だけを買うようにしている。買い物に行く回数は増えるが、出費は減らすことができる。

買い物に行くときは毎回、必要なモノを全て書き出した買い物リストを作ろう。そのリストを持たずに、あるいは空腹の時に、買い物に行ってはいけない。

この方法のもう一つの利点は、一度の買い物にかかる時間を大幅に短縮できることだ。店内を何となく歩き回って不要なモノを見て回ることがなくなり、炭酸飲料やポテトチップス、ケーキといった不健康なものを衝動買いすることもなくなる。あなたのウエストラインも、この方法に感謝するだろう。

4. 不要なモノを売ることで、収入を得られる

不要なモノを売れば予算に余裕ができ、貯蓄を助けることになる。売ってしまおうと思ったモノの山を見て、買ったときに払った金額と、売って得られる金額の差が気になってしまうかもしれない。それでも、たとえ購入金額の15〜25%しか得ることができないとしても、家に置いておいては一銭にもならないということを忘れてはいけない。

また、がらくたの収納に一部屋を使っている人は、片付ければ民泊仲介のエアビーアンドビーを通じてその部屋を貸すことができ、収入を得ることができるかもしれない。

5. 不要なモノを寄付することで、節税ができる

まだ使えるけれど、もう心がときめかない、売ってもいい、と思うモノがあれば、売らずに寄付しよう。あなたが寄付するモノが本当にそれらを必要とする人の手に渡っているか確認したいなら、教会やコミュニティ組織に寄付するのがいいだろう。非営利団体や救世軍が運営する店舗に持って行くという方法もある。

いずれにしても、寄付したことを証明する控えをもらっておくことだ。寄付金控除を受けることができる。

「すでに持っているモノだけでもう少し幸せになれる」という考え方には、誰もが同意するだろう。また、考えてお金を使うことも節約につながり、大きな役割を果たすことになる。