阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像、2体の金剛力士像が立つ楼門=茨城県日立市入四間町

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 「一度お参りすれば、日本のほぼ全ての神様にお参りできる」と話題のパワースポットがある。

 茨城県日立市入四間町の御岩(おいわ)神社は近年、188柱の神様がまつられていることから、「神社界のディズニーランド」としてテレビやSNSなどで紹介されている。半信半疑で訪れた。

 2月上旬、標高約530メートルの御岩山のふもとの神社を訪れると、平日午前中にもかかわらず20台以上の車があった。群馬や品川、いわきなど、県外ナンバーが多い。少し歩くと、野鳥が鳴き、木漏れ日が差し込む中にたたずむ鳥居が見えてきた。参道には御神木、楼門を過ぎると、稲荷大明神や大日如来像などがまつられたお堂などが次々とあらわれる。山頂へ続く参道にもお宮や鳥居があり、お地蔵さまが至る所にある。

 御神木の前で自撮り写真を撮っていたのは宇都宮市の高校2年、坂本優月さん(17)。「茨城に何でも願いがかなう場所がある」というブログを見て、家族と初めて訪れた。「バレー部でレギュラーになってインターハイに出場したい」と話す。茨城県ひたちなか市の主婦鴨志田優子さん(41)は2年前に長女(当時14)と参拝後、長女の所属するバスケットボール部が、前年は出場もできなかった県大会で優勝したという。

 ネットなどでは、「オペラ歌手が神社で歌っていると虹色の光が差した」「山のわき水を飲むと目が良くなった気がした」などのエピソードが書き込まれている。