一枝を演じる壇蜜

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森絵都の同名小説を原作に、昭和から平成に至る家族の歴史を描くドラマ「みかづき」(毎週土曜夜9:00-9:50、NHK総合)。2月9日放送の第3回では、古書店員・一枝(壇蜜)が吾郎(高橋一生)に急接近。つややかな美しさで吾郎の心をかき乱した。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】吾郎(高橋一生)に“あ〜ん”とサンドイッチを食べさせた一枝(壇蜜)。和服姿が色っぽい…!!/「みかづき」第3回より (C)NHK

「みかづき」は昭和から平成に至る日本社会の変遷を背景に、天才的講師の素養を持つ吾郎と、のちのカリスマ的経営者・千明(永作博美)の出会いが生んだある塾と家族の物語。

第1回(1月26日放送)で千明の強引さに押される形で小学校の用務員を辞め、塾を始めることになった吾郎。第2回では、高度経済成長期の波に乗り、2人の塾は急成長。勝見(勝矢)の塾と合併し、八千代進塾として再出発した。

■ 前髪なで「こんな吾郎先生初めて」

第3回では吾郎が教育者として、千明が経営者としてそれぞれの信じる道をまい進。やがて、2人の間に大きな溝が生まれていく過程が描かれた。

そんな中、重要な役回りを演じたのが古書店員の一枝(壇蜜)。まだあまり世に知られていない教育論の本を吾郎にすすめ、吾郎の教育者としての心に火をつけた。

“偏差値”という新たな指標に違和感を覚えていた吾郎は、一枝にすすめられた本を読んで「最近のもやもやしていた気持ちがスーッと、霧が晴れていくようだった」と感激。

一枝はそんな吾郎の前髪をふわりとなで、「こんな吾郎先生見るの初めて」と艶っぽく見つめると「本を書いてみたら?吾郎先生の言葉でわかりやすい教育本にして世に伝えて!」と背中を押した。昭和51年12月のことだった。

授業の合間を縫って執筆に取り組む吾郎を支えたのも、一枝だった。編集者を紹介し、喫茶店で執筆する吾郎の前に現れサンドウィッチを“あーん”。2人の間には、親密な空気が流れる。

吾郎の出版した教育本は売れに売れた。それを見届けた一枝は「田舎に帰るわ」と言い置いて、吾郎の前から姿を消した。「田舎って、どこ?」と聞く吾郎に一枝は「聞いて、どうするの?」。最後は吾郎の耳元で何かをささやき、去っていった。

■ 一枝はなんとささやいた?

和服をまとい色気と知性を漂わせ、吾郎を教育者として前進させた一枝は、視聴者をクギ付けに。SNSなどでは「壇蜜パイセンは人たらし!!」「壇蜜が高橋一生の前髪をなでるシーンの色っぽさにやられた」「壇蜜が高橋一生にサンドイッチ食べさせるシーンで溢れ出る愛人感…!!」「壇蜜さんと高橋一生の絡み、ただならぬ雰囲気が漂ってる…」「艶々しさの中に品があって、和装がとてもお似合いで…同性としてあこがれる」といった声が上がり、別れのシーンで一枝が吾郎に囁いた言葉にも「字幕にも表示されなかった!気になる」といった声が続出。「意気地なし、かな」「『待ってる』とか?」など妄想を膨らませる声でもにぎわった。

第4回「懐かし我が家」は2月16日夜9:00から放送する。千明は津田沼に自社ビルを建設。生き残り競争が激化する中、千葉進塾は発展を続ける。

だが家庭では次女の蘭(大政絢)が千明の経営に異を唱え、三女の菜々美(桜井日奈子)は塾通いも進学も拒否するなど、反抗的な態度で千明を悩ませていた。さらにストライキを起こした古参教員・小笠原(阿南健治)から、「今の千葉進塾には吾郎が描いた理想はない」と言われた千明は、孤立感を深めていく。(ザテレビジョン)