期間限定で開催したオムライスフェアが好評で、18年秋からグランドメニューに仲間入りしたという「梅林閣」のフカヒレオムライス(1,500円)。/(C)撮影=齋藤ジン

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春節でにぎわう中華街。冬の風物詩でもある春節燈火のイルミネーションや装飾で彩られ、いつもよりいっそう華やいでいる。そんな中華街だが店の数が多過ぎて、どこに入ろう、何をオーダーしようか迷ってしまうところ。そこで、横浜ウォーカー編集部がおすすめする「おいしくて手ごろなお店でイチオシの名物料理をオーダーしつつ、2人でシェアしておなかいっぱいになれる組み合わせ」を紹介。この内容で1人当たり2,000円弱はとってもお得! 

豚足の醤油煮(702円)。少し甘めで紹興酒との相性もバツグン/(C)撮影=齋藤ジン

■ 「梅林閣」の新名物・フカヒレのせオムライスは絶品!

「よい素材を安く」をモットーに、香港の高級ホテルでチーフを務めていた料理長が腕を振るう。麺は安全な自家製麺、油の質と量にもこだわった料理はボリューム満点ながら、おなかいっぱい食べてももたれないと評判だ。 フカヒレをのせた贅沢なオムライスが新名物。

■梅林閣(ばいりんかく) 住所:神奈川県横浜市中区山下町146-2 電話:045-662-3698 時間:10:30~22:00※ランチ(平日のみ)~14: 00(各LO) 休み:なし 席数:100席 ※分煙 駐車場:なし アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅2出口より徒歩4分、JR根岸線石川町駅北口より徒歩7分

■ 「保昌」といえば、オリジナルのあの2品がマスト

1969(昭和44)年創業、2代目店主の鄭さん兄弟が作るオリジナリティあふれるメニューがそろう。まかない→裏メニュー→看板メニューへと躍り出た牛バラ肉カレーご飯と、中華風海鮮タコ焼きが2大名物となっている。

■保昌(ほしょう) 住所:神奈川県横浜市中区山下町138 電話:045-681-4437 時間:11:00~15:30、16:30~22:00、 土曜、日曜、祝日10:30~22:00(LO各30分前) 休み:不定 席数:150席 ※禁煙 駐車場:なし アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅3出口より徒歩5分、JR根岸線石川町駅北口より徒歩7分

■ 必食のえびワンタンをはじめリーズナブルな「慶華飯店」

丼にゴロゴロと入ったえびワンタンが648円、 炒飯が540円という安さながら、地元常連客 味にも太鼓判。もしも一人で行って名物のえびワンタンを食べたい場合、1品で満腹になれる五目えびワンタン810円がおすすめ。

■慶華飯店(けいかはんてん) 住所:神奈川県横浜市中区山下町150 電話:045-641-0051 時間:11:30~15:00(火曜~14:30)、17:00~20:00 (各LO) 休み:水曜(祝日の場合翌日) 席数:50席 ※禁煙 駐車場:なし アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅2出口より徒歩4分、JR根岸線石川町駅北口より徒歩7分

2019年2月28日(木)までは「春節燈花(しゅんせつとうか)」の装飾が楽しめる中華街。中華街大通りと関帝廟通りに黄金の龍が飾られる。点灯時間は16:00〜23:00。このほか春節のイベントもいっぱい。2月9日〜11日(祝)、17日(日)には山下町公園で「春節娯楽表演」を開催。龍舞、獅子舞、雑技など、さまざまな伝統芸能が披露される。時間は14:30〜、16:00〜、17:30〜(各60分)。

2月16日(土)16:00〜は、「祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)」が行われる。皇帝衣装隊と共に、ダイナミックに舞う龍や獅子も登場。街全域を練り歩く荘厳かつ華やかなパレードを間近に鑑賞しよう。

2月19日(火)17:30〜は、横濱媽祖廟(よこはままそびょう)にて幻想的な祭り「元宵節燈籠祭(げんしょうせつとうろうさい)」が行われる。販売されるメッセージ燈籠(1個1,000円)に願い事を書き込み、最後に奉納しよう。提灯(ちょうちん)をつなぎ合わせた黄金の龍や、今回の春節のテーマカラーでもある赤いイルミネーションなどで、街一帯が華やかに。

存分に食べてお腹いっぱいになったら、イルミ輝く中華街を散策して腹ごなしを♪

【取材・文=A-un】(横浜ウォーカー・横浜ウォーカー編集部)