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ワークポートは2月5日、「上司との関係」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は1月9日〜25日、同社を利用する転職希望者およびSNS利用者255名を対象に、インターネットで行われた。

現在の上司は尊敬できる人か質問したところ、69.8%が「いいえ」と回答。理由を尋ねると、「話を聞いてくれない」(30代男性・営業)、「自分の保身しか考えない」(40代男性・コンサルタント)、「気分によって態度がコロコロ変わる」(40代女性・事務)といった意見が多く寄せられた。

これまで上司に対する不満が原因で転職を考えたことがあるか質問したところ、75.3%が「はい」と回答した。

そこで、尊敬できる上司とはどういう上司なのかを探るべく、上司を尊敬できると回答した人に、そう思ったエピソードを聞いたところ「傾聴・共感の姿勢で話を聞き的確で具体的なアドバイスをくれる」(30代女性・事務)、「守ってあげられるところは全面的に守ると言ってくれた」(40代男性・営業)、「自分のミスを感情的にならず冷静に注意し成長を促してくれた」(30代男性・接客販売)といった意見が挙がった。

続いて、上司の立場だったら自分は優秀な部下だと思うかと尋ねたところ、65.1%が「いいえ」と回答した。上司のことを尊敬できず不満を抱える人が多い一方で、自分のことを優秀な部下だと評価する人は34.9%という結果に。

自分を優秀な部下だと思わない理由としては、「目標を達成できていないので」(20代女性・医療福祉介護)といった実力不足を理由にしたものや、「上司の言うことに常に従うことはないから」(40代男性・システムエンジニア)など上司に対する態度を理由にしたものに大きく分かれる結果となった。