国会に降臨(C)日刊ゲンダイ

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「私は森羅万象を担当している」――。

水面下でアベ友が蠢動…統計不正の元凶は“GDP600兆円”号令

 ついに全知全能の神にでもなったつもりか。6日の参院予算委での安倍首相の発言が話題になっている。

 厚労省の統計不正に関して、国民民主党の足立信也議員から「特別監察委員会の報告書を読んだか」と質問された安倍首相は、「報告書そのものは読んでいない」と開き直り、こう続けたのだ。

「総理大臣でございますので、森羅万象すべて担当しておりますので、日々さまざまな報告書がございまして、そのすべてを精読する時間はとてもないわけでございます。世界中で起こっている、電報などもあるわけです」

「云々」を「でんでん」と読み違えるなど、漢字が苦手な安倍首相が「しんらばんしょう」と正しく発音できるくらいだから、さすがに意味を分かって使っているのだろう。辞書を引けば、森羅万象は<宇宙に存在するすべてのもの>と書かれている。

 2年前に森友問題で追及された時には、「森羅万象、私が説明できるわけではない!」とキレていたが、いつの間にか、森羅万象担当に“昇格”していたようだ。

 ネット上でも「安倍ゼウス!」「現人神宣言」などとザワつきが収まらない。

 これまで何度も国会で「私は立法府の長」との誤った認識を披露してきた安倍首相だが、三権の長では飽き足らず、神の領域にまで誇大妄想が広がっているのか。だとしたら、もはや職務遂行能力が疑われるレベルだ。