ついに続編が…? - 映画『ズートピア』より
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

写真拡大

 ディズニーの人気アニメーション映画『ズートピア』の続編がついに制作されるかもしれない。声優の一人が、現在2作の続編企画が進行中だと明かした。

 『ズートピア』は、あらゆる動物が共に暮らす文明社会“ズートピア”を舞台に、ウサギの新米警官ジュディ&キツネの詐欺師ニックがある事件を追うさまを描いたアニメーション映画。2016年に公開され、世界興行収入10億2,378万4,195ドル(約1,126億円)を稼ぎ出す大ヒットとなった。差別・偏見といったテーマに真正面から取り組むなど革新的なストーリーも高く評価され、第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞も受賞した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 今回『ズートピア』の続編について語ったのは、ニックの詐欺師仲間フィニックの声を務めたトム・“タイニー”・リスターだ。カリフォルニア州オンタリオのレストラン「デイブ&バスターズ」で行われたイベントに出席したトムは「確かなこととして言えるのは、俺は今ディズニーと『ズートピア』の続編に取り組んでいる。3作になるんだ。(ドリームワークスアニメーションの映画)『マダガスカル』は3作あるし、俺たちはそれに取って代わる」とコメント。

 ディズニーの中でも製作費の高額なビッグプロジェクトになるといい、「前作の製作費は2億4,000万ドル(約264億円)だったが、今作は3億ドル(約330億円)になると聞いている」と続けた。

 ディズニーから正式な発表は何もないものの、バイロン・ハワード&リッチ・ムーアの監督コンビは、ブルーレイ発売時のColliderのインタビューなどで続編に前向きな思いを語っていた。ついに機が熟したのかも?(編集部・市川遥)