パパ活に続けと言わんばかりに、ママ活男子も増加中。市場ができて浅いがゆえに、分不相応な額を要求する者も……!?

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 皆さまこんにちは、東條才子です。複数のお金持ちを相手に「愛人ビジネス」を展開している、地味なOLです。先日、現役の愛人として『週刊SPA!』2月5日号にインタビューを掲載していただきました。愛人やパパ活特集ではなく、「ママ活」についてです。

 はて、「ママ活」とは? と、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 ママ活とは「パパ活」のいわば逆で、若い男性が年上女性に食事をおごってもらい、小遣いを得る活動のことです。男子大学生や20代の会社員などが、「おばさんと食事をして、好みであればセックスもできる上にお小遣いまでもらえる」と、続々参入しているのだそうです。

 ママ活専門のマッチングアプリも開発され、ネットニュースやゴシップ誌などで注目されておりますね。

 以前から、お金に困って春をひさぐ男性はおりましたし、女性を接客するホストとして働く男性もそれなりにおられました。最近では「レンタル彼氏」や「出張ホスト」といって、お金を払えばデートや添い寝などをしてくれるサービスも人気を集めています。

 が、それらと「ママ活」が違うのは、ある種のパパ活と同様、「店舗」や「仲介業者の影」が希薄であるということです。

つまり完全に個人交渉、自己責任の世界。パパ活と同じように、ママ活男子と顧客女性はネットを介して知り合い、素人同士でお小遣いの額やデートの時間などを決めます。明確なルールがありませんからトラブルも多く、最初から相性バツグンのパートナーに出会える確率は非常に低いようです。

『SPA!』では、女性記者らが実際に何名かの「ママ活男子」とデートし、感触を確かめるという体を張った企画でした。これが非常に面白いといいますか、パパ活や愛人関係との共通点も多いのですね。

 まず、ママ活男子の実態ですが、そのほとんどがお金に困っている大学生か、若いサラリーマン、一部ホストが営業のためにやっていることもあるようです。

 要求する小遣いの額は人によってまちまちで、「デートだけなら小遣い不要(0円)」という男子から、「食事だけで5000〜1万円」「2〜3万円」と高額を要求するパターンも。

 回答に大きなばらつきがあり、まだマーケットの相場が定まっていないような印象を受けました。中には、ご自身のレベルを勘違いしたのか、イケメンでもなく、女性に大した気遣いもできないのに高額を要求する男子もいたそうです。

◆市場が成熟すれば、相場が形成される

 パパ活のように市場が成熟してくると、「食事だけでも交通費は必ず1万円渡すべき」「アイドルは一晩20万円、美人は5〜10万円、不美人は3万円」のような暗黙のルールが生まれてきます。

 パパ活女子の側も、「周りがみんな1万円もらっているから」とか、「ネットに食事だけで1万円と書いてあったから」「愛人バンクの面接担当者に『1万円もらえる』と言われたから」などと、多くの情報から相場を形成しているんですね。

 ところが、ママ活はまだ参入者が少ないため「相場」が形成されておりません。値付けは、ほぼ個人の主観です。自分の価値に見合わぬ謝礼を要求してしまい、女性に呆れられるケースも多々あるでしょう。逆に、女性が「もっと払っていい」と思っているにもかかわらず、無料でサービスを提供してしまう男子もいるかもしれません。

 さて「パパ活」におけるお食事デートの相場(1万円)がどうやって決まったかといいますと、港区で若い女性が参加する「ギャラ飲み」のタクシー代が由来です。ギャラ飲みでは、男性が必ず女性に1万円以上払うというルールがありますが、パパ活の交通費もこれを踏襲しているんですね。

 六本木や銀座のホステスたちも、「アフター」といって、店が終わってからお客様と飲みに行くことがありますが、お客様はホステスに必ず1万円のタクシー代を渡すことになっています。下心をもって女性を飲みに付き合わせたら1万円払うのが、東京では「相場」なんですね。

 プレイヤーが増えれば相場が見えてきます。自分がどの程度稼げるかも分かってきますので、「私は1万円ももらえるレベルではない」と思えば、5000円で満足する女性もいるでしょう。

 今後、ママ活の参入プレイヤーが増えれば、「ハイスペックイケメンとのデートは○万円」「普通の男子なら○万円」と、相場が形成されていくことと思います。自分に値段がつけられるのでシビアですが、コミュニケーション力と外見さえ磨けばそれなりに稼げると思います。ママ活男子の皆さん、頑張って下さいね。

<文・東條才子>