天然なのに、周りから「それパーマかけてるのかと思った」といわれることもある社会人26歳、彼女いない歴=これまでの人生の男コバヤシは、アプリに登録したものの顔写真の登録からつまづきました。前回に引き続き、男女ともにプロフィールはどうしたら良いのか、コバヤシが模索した結果見つけたある程度の見解を良ければお読みください。前回の記事はコチラ

「いいね!」が押せない!!!!

「良い写真がない……(笑)」

顔がはっきり写っている写真が見つからないものの、とりあえず斜め下を見ている顔写真と顔が少し影になってしまっている写真を仕方なくプロフィール画像に選んだコバヤシ。その後も記入欄を埋めていきながら、なんとかプロフィールを完成させました。「学歴とか年収とか初回デート費用どれくらい払うかとか、こんなので引きつけられる女なんかこちらから願い下げだ」と、気にくわないところは書かずに。

完成させたら、後は「いいね!」を押すだけ。

友達からは、「とにかく『いいね!』押しまくれ!今日中に20人な!!」と言われ、そのつもりで押そうと頑張る。

だけども……

「押せねぇーーーーーーーーーーー!!!」

全然、「いいね!」が押せない。ムズい。やり始めた頃の自分は、「いいね!」を押すこと自体に少し勇気が必要でしたが、何よりも、顔写真が載ってない or SNOW使っている方に加え、プロフィール欄の情報が少ないと感じた方が多かったんです。無機質なネット上において、「仕事は事務してます。趣味はカフェ巡りと散歩です♥」程度しか自己紹介文を書いてないプロフィールでは、その人のことが大して分かりませんでした。直接会って会話したこともない人に対して、この少ない情報をもとにどう良し悪しを判断すれば良いのか。有料のアプリで、毎月「いいね!」を押せる数は限られているため、無駄な撃ち方はしたくありませんでした。

とはいえ、「いいね!」を押さないと何も始まらないため、無理矢理自分に「この子はきっと良い子なんじゃないか。押せ押せ自分」と言い聞かせながら何人か押し、あとは返事が返ってくるのを待ちました。始めて初日、慣れないアプリを無理矢理やって、会ったこともない女性に「いいね!」を押していることに対し、「これやり続けてたらそのうちノイローゼになる……」と地元の友人に漏らしていましたが……(笑)。

ただ、こうして他人のプロフィールを色々見ているうち、マッチングアプリでどう戦っていくか、自分なりの戦略がまとまってきました。それが、

「とにかく、顔も能力も大したものを持っていないのだから、『人柄』を前面に押し出して自分と相性の良い人を見つけよう!」

ということでした。

恋愛は、能力が高い人間が勝つとは必ずしも限らないんです。どんなに2人の間に顔、給料、社会的地位で格差があっても、相性が良ければ勝つんです。仮に高い能力が故に結ばれている2人があったとしても、僕はそんな人達を羨ましいとは思いません。一生彼女ができなかったとしても、それはただ単に自分の努力の量と質が足りなかっただけだと思っています。

では、「人柄」を前面に押し出すには、どうしたらよいか。僕が考えた結果、導き出した答えは、

「具体的なエピソードを書こう!」ということでした。

人柄重視派コバヤシの具体的エピソード作戦

これは例えになりますが、就職活動で、ただ単に「僕の長所は負けず嫌いなところです」といっただけでは、抽象的すぎて具体性がなく、相手に自分がどのくらい負けず嫌いなのか、どういった場面でそれを発揮してきたのかなどが面接官にうまく伝わりません。それが、

「僕は、大乱闘スマッシュブラザーズ(任天堂の格闘ゲーム。以下、「スマブラ」)で友人を1回も倒せずにこてんぱんにやられて笑われた悔しさから、すきま時間があればスマートフォンで強くなる方法を調べたりYoutubeで上手い人の動画を見たりして研究し、イメージトレーニングも欠かさないようにしました。そして、毎日、朝は5時半に起きて15分、夜は大学とバイトから帰ってきてから15分スマブラして、実践練習を続けました。その結果、2週間後に再び遊んだ際には友人を逆にボコボコにして散々あざ笑ってやりました!!」

とかなら、うまく自分の人間味が伝わる気がしませんか?(自分の実体験に基づいて書きましたが、器の小ささが伝わるエピソードで就職の面接でこれをいっても受かるかは知りません)。

長所に限った話ではなく、相手が「ちょっと面白そうかもなこの人」と思ってもらえたら勝ちだと思い、自己紹介文には過去の自分のエピソードを簡潔かつ具体的にすることを心がけて2〜3つほど書きました。ちなみにスマブラの話は「ヤバい奴だ」と思われそうなので書いてません。

そうした結果、あとで「いいね!」を押してくれた人から、「あのエピソード笑いました(笑)」とか「文章から人柄が伝わりました」など言ってもらえたし、自分と相性が合わない人とマッチングする確率も幾分か減っていると思うので、「失敗ではないかな?」と考えています。

まぁ、偉そうな感じで長々と書きましたが、あくまでこれはモテない男の1つのやり方として捉えてください(笑)。

さて、プロフィールを書くところまで来たコバヤシ。次回は遂に初のマッチングが成立して「うお何か来たーーーーーーー!!!!」と興奮して思わず口に出たエピソードを書こうと思います(より正確に言うと、相手とのメッセージのやりとりの中で感じたこと)。

スマブラのネタはあくまでも例えです(笑)。

蛇足になりますが、最近、友達とどこかに行く機会があるときは、きちんと写真に写るようにし、アプリのプロフィール画像も自分の顔がハッキリ写っているものに変えました。

アプリのプロフィール画像をどうするか携帯の写真フォルダやLINEのアルバムで思い出の写真を見ていた際、自分が全く写っていないことに寂しさを感じたことがきっかけでした。自分は昔から自分の色んな部分に自信がありませんが、それでも、キチンと今の自分を受け入れ、恋人に限らず自分を受け入れてくれる人を大切にしようと思うようになりました。