提供:週刊実話

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 新人33期が、1級車デビューの1月。いきなり川口の黒川京介がやってのけた。2日からの地元開催、初戦こそ早川清太郎に敗れたが、2走目以降は非の打ちどころのない走りで優出し、優勝戦でも超速の逃げで完勝。これがデビュー3度目の優勝。1級車昇格節でいきなりの優勝と、どデカイ花火を打ち上げたのだった。

 その凄さは上がりタイムが物語っていた。日々、自己ベストタイムを更新し、準決が3秒356、優勝戦が3秒358という凄まじい時計を叩き出し、ライバルたちはもはやお手上げ状態だ。準優勝だった森且行も、上がりタイムは3秒343、準決勝でも3秒341。「これで負けたら仕方ない」というレベルのタイムだった。勝った黒川は「早く最高ハンになって勝ちたい」と、目を輝かせていたが、そのステータスもすぐ目の前にありそう。本号発売時には伊勢崎GⅠはすでに終了しており、そこで黒川がどんな走りを見せ、ハンデがどう変動していたかもしっかりチェックしたい。

 黒川のみならず、その他の33期生も続々と結果を残しており、近年の新人と比較しても、相当にレベルの高い期なのは間違いない。

 発展途上の今、試走タイムに拘わらず車券は33期を追い続けていくと、思わぬ高配当をゲットできるかも。