国際的な監査法人デロイトは、毎年恒例となっている世界のサッカークラブの2017〜18年シーズンの収入ランキングを発表。チャンピオンズリーグで3連覇したレアル・マドリードが3季ぶりに首位返り咲きを果たし、またブンデス勢では3クラブがトップ20に名を連ねている。

20位:ウェストハム・ユナイテッド(前回17位)
前年度と比較して2億1330万ユーロから1億9790万ユーロに若干ダウンするも、プレミアリーグによる高額の放映権料が功を奏し、欧州リーグ不参加ながらトップ20を守りきった。

19位:ニューカッスル・ユナイテッド(前回圏外)
プレミアリーグに所属することのインバクトの大きさを示した、象徴的な例といえるだろう。1部昇格を果たしたニューカッスルは、前年度の9970万ユーロから、2倍以上に相当する2億150万ユーロを記録した。

18位:ACミラン(前回圏外)
今回ではプレミアに次ぐ4クラブがトップ20入りを果たしたセリエAにあって、トップ20返り咲きを果たしたのが、前回1億9170万ユーロから今回2億770万ユーロを計上したACミランだ。

17位:FCエヴァートン(前回20位)
ヨーロッパリーグ出場、そして新たに迎え入れたユニフォーム・スポンサーの後押しが影響して、前回1億9920万ユーロから、今回2億1290万ユーロへの増加に成功。ランクも3つ上げて17位となった。

16位:FCシャルケ04(前回16位)
すっかり常連となっているFCシャルケ04は、前回とまったく同じ16位にランクイン。しかし前回2億3020万ユーロから、今回2億4380万ユーロへと増加しており、今季はCL復帰も果たしたことから更なるランクアップが期待される。

15位:ASローマ(前回圏外)
チャンピオンズリーグで準決勝進出とサプライズを演じたASローマが、ACミランと共にトップ20入りを果たし、プレミアに次ぐセリエA4クラブ入りに貢献。前回1億7180万ユーロから、一気に2億5000万ユーロを計上した。

14位:インテル・ミラノ(前回15位)
そしてもう1つのセリエAのクラブが、前回15位にあったインテルだ。ただこちらに関しては欧州の舞台で活躍したことが理由ではなく、中国の蘇寧電器からの巨額の投資によって、今回2億8080万ユーロを計上している。

13位:アトレチコ・マドリー(前回13位)
スペインのアトレチコ・マドリーも、中国の大連万達グループがスタジアム命名権を購入。これによりこれまでのよりも増収となり、前回2億7250万ユーロから、今回3億440万ユーロを計上した。

12位:ボルシア・ドルトムント(前回12位)
2017/18シーズンは、ボルシア・ドルトムントにとって、競技面でも財政面でも決してベストの1年とはならなかった。前回の3億3326万ユーロから今回3億1720万ユーロとダウンとなるも、ただ今回のランキングでは前回と同じ12位となっている。

11位:ユベントス・トリノ(前回10位)
今回4クラブがトップ20に果たすなど、飛躍をみせたセリエAのトリを飾るのが、ユベントスだ。ただ今回は2011/12シーズンから続いていたトップ10から脱落。特にチャンピオンズリーグでの影響を受ける格好となり、前回4億570万ユーロから、今回3億9490万ユーロとダウンとなった。

10位:トッテナム・ホットスパー(前回11位)
代わりにトップ10入りを果たしたのが、2012/13シーズン以来の返り咲きとなる、プレミアのトッテナムだ。前回の3億5950万ユーロから、一気に大台越えとなる4億2830万ユーロを計上している。

9位:FCアーセナル(前回6位)
チャンピオンズリーグ出場を果たせなかったアーセナルが今回はダウン。前回4億8760万ユーロから、今回は4億3920万ユーロを計上。今回は3ランクダウンとなり、さらにCL出場権を今季も逃していることからトップ10陥落の可能性もある。

8位:FCチェルシー(前回8位)
FA杯で優勝を果たしたチェルシーが、前回4億2800万ユーロから今回5億570万ユーロの大台突破で、プレミアトップ106クラブの一角を担うことに。ユニフォームサプライヤーをナイキに変更、さらにCL出場も功を奏した。

7位:FCリヴァプール(前回9位)
今回特に大幅な増収をみせたクラブの1つが、クロップ監督率いるリヴァプールだ。特にチャンピオンズリーグでは決勝進出を果たすなど飛躍をみせ、収入面でも前回4億2420万ユーロから、今回5億1370万ユーロを計上している。

6位:パリ・サンジェルマン(前回7位)
チャンピオンズリーグの舞台では1開戦敗退となったが、スター軍団を形成するフランス王者パリ・サンジェルマンが存在感を発揮して6位へ浮上。前回4億8620万ユーロから、今回5億4170万ユーロへとアップした。

5位:マンチェスター・シティ(前回5位)
前回5億2770万ユーロから今回5億6840万ユーロを計上したマンチェスター・シティが、3年連続で5位へとランキング。チャンピオンズリーグの結果次第で、さらに上を狙っていけることだろう。また観戦収入についてもまだこのチームには伸び代がある。

4位:バイエルン・ミュンヘン(前回4位)
前回5億8780万ユーロから、6億2920万ユーロの大台突破となったバイエルン・ミュンヘンは、今回も前回と同様に4位にランクされた。

3位:マンチェスター・ユナイテッド(前回1位)
2年連続で首位となっていたマンチェスター・ユナイテッドが陥落、2ランクダウンとなった。前回6億7630万ユーロだった収入は、今回は6億660万ユーロと微減となっている。

2位:FCバルセロナ(前回3位)
そのマンチェスター・ユナイテッドを交わしたのが、チャンピオンズリーグでは準決勝敗退となったが、前回6億4830万ユーロから今回6億9040万ユーロとアップしたFCバルセロナだ。

1位:レアル・マドリード(前回2位)
そして首位返り咲きを果たしたのはこのクラブ、レアル・マドリードである。史上初となるチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げたこのシーズンでは、レアルは前年度の6億7460万ユーロから大幅にアップし、7億5090万ユーロを計上。今季は大黒柱クリスチアーノ・ロナウドが多額の移籍金を残してチームを後にしたが、次回では果たしてどういた結果になるだろうか?