札幌DF河合竜二が現役を引退してフロントスタッフに就任

写真拡大

 北海道コンサドーレ札幌は24日、DF河合竜二(40)が2018年シーズン限りで現役を引退することを発表した。2019年2月1日からフロントスタッフとして新たなキャリアをスタートさせ、コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン(C.R.C)としてクラブをサポートしていくという。

 クラブは河合が務めるC.R.Cについて、公式サイト上で「パートナー企業、サポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなど、クラブを支えてくださる皆さまとクラブをつなぐ存在として、多方面に渡って活動してまいります。現役時代のポジション同様、キャプテンシーを発揮し、北海道とクラブをつなぐ存在として、様々な連携、関係構築を担っていきます」と説明している。

 また、「河合氏の札幌における現役時代は、加入初年度の2011年から5年連続でキャプテンを務め、2011年と2016年の2度のJ1昇格をけん引。8シーズンに渡る活躍で選手やサポーターからの信頼も厚く、この経験を活かして、フロントスタッフとして新たな道を歩んでいきます」と期待を寄せた。

 河合も22年間のプロ生活を振り返り、「日本代表にも入ったことのない自分がここまで長くサッカーをやれたのも周りの方の支えがあったからこそだと思っています」と感謝。新たな道へ進むにあたって「自分の今までの経験を生かし、クラブと大好きな北海道がより一体感を持って戦えるように努めていきます。今後も自分が大切にしてきた言葉通り、『今、目の前のことを全力で。』変わらず突き進んで参ります!」と意欲を示した。

 河合は西武台高から1997年に浦和へ入団。その後、横浜FMへの移籍を経て2011年から札幌に所属していた。Jリーグ通算338試合に出場し、11得点を記録。昨季は公式戦の出場がなく、先月2日に契約満了が発表されていた。

以下、クラブ発表プロフィール

●河合竜二

(かわい・りゅうじ)

■生年月日

1978年7月14日(40歳)

■出身地

東京都

■サッカー歴

西武台高-浦和-横浜FM-札幌