成田空港の保安検査で21日、ペルー国籍の旅客が刃渡り20センチ前後の包丁4本を持っているのを見逃していたことが23日、空港関係者への取材で分かった。旅客は検査後の出発エリア内で気付いて自ら航空会社に申告し、放棄して出国した。

 国土交通省は、3日成田着の米国発便の機内で女性客が拳銃を所持していたことに対し、「重大な問題」として米運輸保安当局に再発防止を求めたが、日本側の検査にも不備があったことになる。

 空港関係者によると、旅客は家族連れでメキシコシティー行きのアエロメヒコ航空便に搭乗する前、「包丁は機内持ち込みが禁止されているのではないか」と申告した。