TBS「中居くん決めて!」(21日放送分)では、元プロ野球選手・白根尚貴氏がゲスト出演。昨年、所属していたDeNAから戦力外を通告された同氏が、その身の振り方を中居正広に相談した。

開星高からプロ入りを果たし、ソフトバンク、DeNAを渡り歩いた白根氏は、25歳の若さで戦力外となった。

番組のカメラに「悔しさはゼロではない」と語る一方、第2の人生を歩み始める彼のもとには、1年契約で約30万円の月収となる野球指導者と、月収約60万円にもなる飲食店の雇われ店長、2つのオファーが届いているという。結婚したばかりの白根氏は、野球に関係した仕事に就くべきか、高収入を取るべきかで揺れていた。

すると中居は「飲食店、1年か、2年かわからないけど、そっちの方が不安定な気がした」と所感も。その上で現役で続けたい気持ちを訊かれた白根氏は「2球団を渡り歩いたんですけど、その時にプロ野球選手でクビになったら、それ以外で野球をしないって言ってるので、そこは自分で曲げたくない」と語り、選手を続ける意思はないとした。

また「一番やりたいこと」について訊かれると、「プレーをしないにしても野球に携わる」、「(野球を)ずっとやってきたのでするのにも教えるにも誰よりも知識は持ってる自信はあります」と本音を漏らした白根氏。これを聞いた中居も「野球に携われば積み重ねることができる」と進言、給料は低くても野球関係の仕事に就くよう勧めると、後日、VTRで登場した白根氏の妻も「ずっと野球でやってきているので無理に辞める必要もない。私も働けないわけではないですし、2人で協力していけばなんとでもなる」と夫の背中を押したのだった。