冬の定番「ホットドリンク」の“体が温まる”飲み方

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 寒い冬は、体の芯から温めようと「ホットドリンク」を飲む人も多いですよね。でもちょっと待って! 実は、そのホットドリンクが、体を冷やす結果になっていることもあるんです。

 食べ物には、体を温めるものと冷やすものがあります。大雑把に分類すると、体を温める食材は、寒い国や土地の地中で育ったもの。水分が少なく、ナトリウムが多いもの。食品では、塩辛いものや発酵しているものです。一方、体を冷やす食材は、温かい国や土地の地上で育ったもの。水分が多く、カリウムが多いもの。食品では、酸っぱいものです。

 食材と同様に、飲み物にも体を温めるものと冷やすものがあります。体を温める飲み物は、紅茶、ココア、赤ワイン、日本酒など。一方、冷やす飲み物は、緑茶、コーヒー、牛乳、豆乳、白ワイン、ビール、焼酎などです。

 そこで、こうした特徴を踏まえ、ホットドリンクには体を温める飲み物をチョイスしましょう。さらに、飲むときは体を温める食材をプラスすると、効果も倍増。例えば、紅茶、赤ワイン、ココアに生姜を加えると、よりいっそう体が温まりますよ。

 また、入浴前に飲むと湯冷めがしにくく、寝る前に飲めば寝つきもよくなるので、生活の中に上手にホットドリンクを取り入れていくといいですね。