穏やかな天気はつづかない

22日（火）は、朝のうちは北陸や近畿北部を中心に雨や雪が強まり、沿岸部では落雷も多数観測されました。また、関東北部や東海の山沿いでも降雪が強まり、岐阜県長滝では午前7時までの3時間に15センチの降雪が観測されています。午後は冬型の気圧配置が緩んで日本海側の雪や雨は弱まり、23日（水）のはじめにかけて全国的に穏やかな天気となるでしょう。

ただ、この穏やかな天気は長続きしません。23日午後からは次第に冬型が強まり、北日本や北陸では再び雪や雨が降り出す見込みです。また、23日夜から24日あさにかけては、強い寒気を伴った低気圧が北海道付近を通過するため、北海道では暴風雪に警戒が必要です。前線が通過する北日本や北陸も、24日にかけて風雪や落雷、突風にご注意ください。一方、太平洋側は今週も晴れる所が多く、空気の乾燥がつづきます。火のもと、喉もとには十分お気をつけください。

（気象予報士・佐藤 温子）