恋愛結婚、婚活、お見合い結婚、授かり婚(おめでた婚)、事実婚、夫婦別姓、同性婚、週末婚、別居婚……。結婚と一口に言っても、結婚のきっかけや、結婚後のライフスタイルはさまざま。世間の基準や正解(っぽいもの)ではなく、自分だったら--と、一度考えてみませんか?

婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、20〜59歳の男女2400人に対して「結婚観」に関するアンケート調査を実施。調査の結果、6割超の人が「結婚はもっと自由になった方がいいと思う」と回答したことがわかりました。

婚活はアリ? ナシ?

Q.結婚に関する以下の項目について、個人的に“アリ”だと思いますか?“ナシ”だと思いますか?(n=2,400)※必須回答

まず、「結婚に関する“アリ” or “ナシ”」について聞きました。「恋愛結婚」について“アリ”(アリ、どちらかと言えばアリの合計)と答えた人は85.3%でした。「お見合い結婚」について“アリ”と答えた人は55.1%、「婚活」では“アリ”と答えた人は62.8%でした。

「婚活」のアリかナシかについて年代別に見てみると、アリと回答したのは「30代の既婚者」がもっとも多い78.3%で、続いて「20代の既婚者」が73.8%でした。全体的に未婚者よりも既婚者のほうが肯定的な傾向が見られました。

共働き、家事分担“アリ”が8割超

Q.結婚に関する以下の項目について、個人的に“アリ”だと思いますか?“ナシ”だと思いますか?(n=2,400)※必須回答

「家庭」に関する項目についての調査結果では、「共働き」を“アリ”と答えた人は82.4%、「夫婦で家事育児を分担」で“アリ”と答えた人は82.3%でした。

年代、未既婚者別に集計した結果では、「家事のアウトソーシング(家事代行)」(70.8%)や「ベビーシッター」(67.1%)について「30代の既婚者」が肯定的な傾向にありました。サービスを必要としている年代に受け入れられている様子が見られます。

結婚に必要ないと思うこと、結納、住宅購入、結婚式

Q.結婚についての以下の項目で、「必要ないと思う」ことをそれぞれ教えてください。(n=2,400)※必須回答・複数回答可

結婚について「必要ないと思う」ことを聞きました。1位は「結納」(48.3%)、2位に「住宅購入」(34.2%)、3位は「式や披露宴を挙げる」(31.1%)となりました。

新しい家族のカタチはどう思う?

婚活や家事代行の利用に対して過半数以上が“アリ”と回答していますが、今までになかった新しい結婚のカタチは、どのように考えられているのでしょうか。

同性婚(パートナーシップ制度)については、“アリ”と答えた人は「20〜29歳」で47.3%、「30〜39歳」で44.8%となりました。

「夫婦別姓」についても“アリ”と答えたのは「20〜29歳」で45.0%、「30〜39歳」で46.3%でした。世代が若くなるにつれ“アリ”と考える人が多くなる傾向があるようです。

結婚はもっと自由になった方がいいと思う

Q.「新しい結婚のカタチ」について、あなたの考えを教えてください。(n=2,400)

30年前の1989年と2019年の現在を比べて「結婚のカタチは大きく変わったと思う」かどうか、そして今後続く未来において「結婚のカタチ」はどのように変わっていくと思うのか、聞いたところ、「そう思う」と答えた人が全体の60.6%になりました。

また、「新しい結婚のカタチはこれからどんどん増えていくと思う」に「そう思う」と答えた人は71.5%でした。さらに「日本の婚姻制度を時代に合わせて変えていく必要があると思う」と思っている人は63.6%となりました。

調査を行なったパートナーエージェントは「次の時代には、現在では考えもしなかった『新しい結婚のカタチ』が生まれているかもしれません」と考察しています。

Q.結婚はもっと自由になった方がいいと思いますか?(n=2,400)

「結婚はもっと自由になった方がいいと思いますか?」という質問には、66.3%が「結婚はもっと自由になった方がいいと思う」と回答しました。

調査を行なったパートナーエージェントはこれらの結果を受けて、「一人ひとりの生き方の中で、大切に想い合えるパートナーと一緒に並んで生きていく『結婚』という選択をした場合、『結婚』とはこうあるべきと決めつけてしまわずに、もっと自由なものとして『新しい結婚のカタチ』を受け入れていく。これからはそういう時代なのかもしれません」と述べています。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜59歳の男女 2400名
集計期間:2018年12月13〜16日
※各項目の数値は四捨五入しているため、各項目の合計が100%を超えているケースもあります。
婚活支援サービス パートナーエージェント
https://www.p-a.jp

ウートピ編集部