著名人の恋愛事情やモテの秘密を知りたい…! そんなゴシッピーな魂胆でスタートした連載企画「モテ凸」。今回もスゴイ人へのインタビューが実現してしまいました。自他ともに認める「女の子大好き芸人」であり、「吉本男前ランキング」では“殿堂入り”を果たしているという猛者、チュートリアル徳井義実さん。会った瞬間カッコイイ! そしてオシャレ!そんな徳井さんの語る意外な(?)恋愛観は、女性ファン歓喜、男性は我が身を振り返って学びになるものでした。〈聞き手:天野俊吉(新R25編集部)〉


【徳井義実(とくい・よしみ)】1975年生まれ、京都府出身。高校卒業後、NSCに入学し、1998年に福田充徳と「チュートリアル」として活動開始。2006年に「M-1グランプリ」優勝。「吉本男前ランキング」では3年連続1位に輝き「殿堂入り」を果たしている

昔から「エロを使って笑わせてはいた」けど、モテてたわけじゃない

天野:
取材前に、徳井さんの恋愛遍歴を調べさせてもらったんですが、ネットに出てくるウワサって、本当ですか?

徳井さん:
ああー、「徳井の歴代彼女」みたいなやつね。見たことありますよ

でもああいうのはだいたい2、3割はウソですね。上から見ていって、「これは本当、本当、本当、ウソ」…みたいな。

貫地谷しほりちゃんとか、1回しか会ったことないのに「付き合ってる」とか書かれてましたからね。

天野:
(そういうの、芸能人もけっこう見てるのか…)

さかのぼって、やっぱり子どものころからモテてしょうがなかったんじゃないですか?

徳井さん:
そう思うじゃないですか?

でも普通なんですよ。高校ぐらいまでは、全然モテてきてないです。

天野:
そうなんですか? 以前取材したキングコング西野(亮廣)さんは「子どものころからめちゃくちゃモテた」と言ってましたが…

徳井さん:
彼はやっぱりクラスの人気者タイプやから、モテるでしょうねえ。俺はイケてるグループじゃなくて「男ばっかりで変なことするグループ」にいたから、女の子にモテる感じじゃなかったですね…

高校に入ってすぐ、遠足みたいのがあったんですよ。

まだみんなが打ち解けてなくて友だちとかもいなかったんですけど、なぜか俺、エロ本持っていってて



徳井さん:
そしたら「エロ番長! エロ番長!」「徳井はエロに関してはスゴイ」ってヒーローになって、すぐ友だちができた

天野:
わかるなあ〜。「男子高校生」って感じですね。

徳井さん:
そこから、それを自分の武器にして笑いを取ったりするようになったんです。

まあ、その芸風が今日(こんにち)まで続いてるわけなんですけどもね


たしかに

徳井さん:
で、高校卒業してクラブとかショットバーで働くようになって。鬼のように遊びだしたのはそのころからです。

お客さんから連絡先きかれるとかも多かったな〜。金土日“3連チャン”で女の子を連れて帰ったら、おかんに「あんたさあ、うちラブホテルちゃうねんから」って言われたこともありましたね…

今思えば、実家でよくそんなことやったなと(笑)

「口説く」なんて言い方はしない。女性への敬意があれば、言葉遣いが変わる

天野:
そこからモテの才能が開花したんですね。

「女の子にはこういうことを言え」みたいな、徳井さん流の口説き方とかあるんですか?

徳井さん:
まずね、俺は「口説く」という言葉が好きじゃないです

「口説く」とか「女の子落とす」とかよく言うと思うんですけど、あんまり品がよくないなあというか、ゲームじゃないしね


言葉遣いに厳しい徳井さん

徳井さん:
どうやって口説いてるの」ってよく聞かれるんですけど、ホンマないんですよねえ。真正面から行くだけなんで。

なんとなく会話のなかでちょいちょい探っていって、「向こうもそんなに興味なくはないんかなあ?」っていうすり合わせして、そこから明確な意思表示に移るという…

天野:
めちゃくちゃ普通。奥手な大学生みたいなことを言いますね。

徳井さん:
本当にそうなんですよ。

俺に興味なさそうな人には、絶対距離をつめない。これだけは徹底してますね。

相手の迷惑になったらイヤじゃないですか


マジメなのか…? でもさっき「鬼のように遊ぶ」って言ってたけど…(混乱)

徳井さん:
そんな自分が“もしモテるんだとするならば”ですよ、それは「女性に対して敬意があるから」かなと思います。

それがあるとないとでは、言葉から、相手を見る表情から、全部が違うと思うんです。

天野:
言葉がどう変わるんでしょうか?

徳井さん:
たとえば仲間と話してて、「あの女、ホテルまで行ったのにさせやがらへんねん!」みたいなこと言うヤツがいるんですよ。

その時点で「(相手の女の子が)好きにはならんやろうな」と思う。「でけへんかってん〜」って悔しがるのはわかるんですよ。

細かい違いなんですけど、そういうところかなと思いますね。

遊び方にもルールがある。「ハイ帰って」なんて言わず朝ご飯を一緒に食べる



徳井さん:
自分のことを客観的に見て「ああ、女好きやねんな」「遊び散らかしてんな」とは思いますよ。でも、「こんな遊び方するヤツは嫌いや」っていう遊び方は僕はしてないつもりなんです。

いるやないですか、男友だちから見ても「お前それはちょっとないやろ」というヤツ。

付き合わないにしても、ある程度ちゃんとしてたいんです。コンパで山のようにお持ち帰りして…とか、世間で思われてるほどないんですよね。

天野:
そうなんですね…ちょっと意外です。

徳井さん:
いやまあ、やってることは別におんなじなんですけどね。めちゃくちゃ遊んでますよ? でもやることやって「ハイお疲れ、帰って」みたいのはしたくないなと。

女の子呼び出すにしても、朝ご飯は一緒に食うとかね

天野:
…遊び方に独自のルールがあるんですね。

徳井さん:
1回、札幌でデリヘル呼んで、その女の子と次の日の昼ご飯まで一緒に食べたことありますよ。

「M-1」獲ったあとだったんで顔も知られてて、「ご飯食べたい」って言われたんでね。

天野:
何食べたんですか?

徳井さん:
スープカレー


札幌名物!

徳井さん:
昨夜呼んだデリヘル嬢といっしょに札幌で食べる、スープカレーの情緒たるやね

生きてるなぁ、人生が“交わってる”なぁ…ってこみ上げてくるものがありましたね。

ネタの多くが、「女性から教わったこと」からできている

天野:
徳井さんはなんでそのように、女性に対して「敬意」を払えているんですか?

徳井さん:
あるときハッと気付いたんです。自分はめちゃくちゃ「女性から教わったこと」が多い人生だなと。

俺らのネタの多くが、「自分に関わってくれた女の子」から何かを吸収してできてるんですね。女装するネタも多いし(笑)。

「女の子って、こういうときにこういうこと言うねんな…」というのが自分にとって新鮮な発見で、それを面白くしゃべる。それを見て女の人が笑ってくれて「なんでそんなこと知ってるの?」って言ってくれるんです。

天野:
たしかに徳井さんが女の子をネタにするとき、「よくそんなとこ観察してるな〜」と思います。「女子のタイプ別、聞いてる音楽」とか。

徳井さん:
あとは、言うても散々遊んできてますからね。傷つけてしまった女性を見て、いっちょまえに「悪いことしたな」とこっちも傷つくわけですよ。

そういうときは、ただエロ本読んで喜んでた高校生のころに比べたら、少しは大人になれてるのかなと思います。

そういう気持ちも「教わっている」とも言えますね。

「デカイ男」がモテる。お笑い界ではもちろんあの人…

天野:
そんな徳井さんから見て「モテる男」ってどういう人ですかね? 誰かいたら教えてください!

徳井さん:
デカイ男…ですかね。

あえて言えば、俺が言うまでもないですけど、やっぱりさんまさん



天野:
おお〜、やっぱりそんなにスゴイんでしょうか。

徳井さん:
さんまさんのこと悪く言う人は1人もいないですね。

まず、誰よりもしゃべる。何回がご飯に連れてってもらったことがあるんですけど、もう『さんま御殿』で観るさんまさんと一緒なんですよ。場所が西麻布になっただけで。誰よりも盛り上げてくれますから。

天野:
「オフでもずっとしゃべってる」っていう都市伝説はホントだったんですね…!

徳井さん:
あとは懐が深い。ネガティブなことをホンマに言わないんですね。

たとえば、ちょっと「えっ?」って思うこと、生きてるとあるじゃないですか。仕事にしたって「あ、それ俺が先に言ったやつやのにな…」とかモヤッとすること。

そういう細かいことを全部「かまへんかまへん!」って笑いに変えてくれる。後輩が多少失敗しても、全部かぶってくれる。モテて当然やなと思いますね



「地に足ついた、普通の女性のカッコよさ」に惹かれる

天野:
これはぜひ聞きたいと思ってたんですが、徳井さんレベルでモテている人は、最終的にどんな女性がタイプになるんでしょうか?

どんな境地にたどりつくのか興味があるんですが…

徳井さん:
いやいやいや、境地って! この記事感じ悪くないっすか?(笑)

天野:
大丈夫です! そういう企画なんで何とか答えてください!


「ええ〜…そうやなあ…」

徳井さん:
僕はね、最初っからずっとそうなんですけど、「普通の人」がタイプです。

天野:
普通…?

徳井さん:
中1からずっと好きで、高校のときから何年も付き合ってた子がいるんですよ。

普通の家庭で育った、普通の容姿の、普通の性格の人。そういう人がいいなあといまだに思いますね。


「その子の話はテレビでもずっとしてなかったんですけど、『A-Studio』で鶴瓶師匠が俺の地元に行ったとき、連れ(友だち)が言いよって」

天野:
普通かあ…それって、何がそんなに魅力的なんですか?

徳井さん:
普通のカッコよさ」が好きなんですよね。

まわりの芸人はみんな「モデルとか女優と付き合いたい!」って言うんですけど、俺は、普通の会社の仕事を勤めあげてるような人のカッコよさに惹かれる

徳井さん:
こういうこと言うとアレですけど、演技がうまくもないのに容姿と事務所の力だけで売れてる女優より、よっぽどカッコいいでしょ。

そういう人と、ちゃんと付き合える自分でありたいなと思ってます。

天野:
なるほど…! 最初の話に戻っちゃいますが、徳井さんの「歴代彼女」の記事を見てて、なんというかこう、素敵な方が多いなと思ってました。

徳井さん:
でしょ!? そうなんですよ! 自然とちゃんと中身がともなってる人のことを好きになるんだな〜と思いますね。

まあわかんないですけどね。こんなこと言ってていきなり「乳めっちゃデカイだけのヤバイ女」と結婚するかもしれない(笑)。

でも、“地に足ついた自分でいたい”とはずっと考えてます。



「クズほど遊んでました」と語る徳井さんですが、同時に「相手への敬意を忘れたらダメ」と繰り返します。プレイボーイのイメージに翻弄されて混乱してましたが、よく考えればそれって当たり前のことかも。何をするにしても、根底にリスペクトを。徳井さんはその言葉通り、ルミネの出番直後のしんどい取材だったにもかかわらず、深々とお辞儀をしてさっそうと次の現場に向かうのでした。殿堂入りも納得の男前ぶり。うん、たしかにこれなら抱かれてもいいわ。〈取材・文=天野俊吉(@amanop)/撮影=池田博美(@hiromi_ike)〉



チュートリアル単独ライブツアーのお知らせ

チュートリアルライブツアー2019「奮発の黄昏」が3月よりスタート!チケット全席指定 前売4500円 当日5000円※未就学児入場不可3/9(土)仙台・電力ホール開場16:30 開演17:00 終演19:004/6(土)札幌・札幌市教育文化会館大ホール開場16:30 開演17:00 終演19:004/12(金)福岡・福岡国際会議場メインホール開場18:30 開演19:00 終演21:00 4/27(土)大阪・大阪国際交流センター開場18:30 開演19:00 5/19(日)東京・よみうりホール開場17:00 開演18:00 終演20:00 5/24(金)名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール開場18:30 開演19:00 終演21:00

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