吉田と長友が取材エリアで軽妙なやり取りを見せた【写真:Getty Images】

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ウズベキスタン戦後、長友と吉田が取材エリアで軽妙なやり取りを見せ報道陣の笑い誘う

 日本代表は17日のアジアカップ・グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦で2-1と逆転勝利を収めた。

 グループ首位通過が決定し、21日の決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦する。DF長友佑都(ガラタサライ)はウズベキスタン戦直後、記者取材エリア(ミックスゾーン)ですれ違ったDF吉田麻也(サウサンプトン)に「お前、もっと喋れ!」とジョークを飛ばして報道陣の笑いを誘った。

 初戦のトルクメニスタン戦(3-2)、第2戦のオマーン戦(1-0)で連勝した日本は、グループ突破の順位を懸けてウズベキスタン戦に臨んだ。森保一監督がメンバー入れ替えを公言していたとおり、先発10人を変更する大胆采配のなかで2-1と逆転勝利を収めた。

 第2戦まで連続出場していたGK権田修一(サガン鳥栖)、DF長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(マルセイユ)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)らが出場を回避した。

 試合後、長友は「素晴らしかったと思う。総力戦で誰が出ても良いプレーができると証明した試合」と称賛したなか、取材エリアでは日本の新キャプテンに任命された吉田と軽妙なやり取りを見せている。

 ウズベキスタン戦に出場した選手たちが取材に応じるなか、長友は未出場ながら報道陣に対してコメント。その間、長友の背後を数人の選手が通過したなか、その1人が吉田だった。長友の後ろを通り過ぎる際に何やら小声で話しかけると長友が笑いながら反応。冗談交じりに「お前、もっと喋れ!」の一言を飛ばしている。

「キャプテンやから、話題を提供しないと。プレーでしないといけないんだけど(笑)」

 グループリーグ3連勝したとあってチームの雰囲気も良く、長友と吉田のやり取りは和やかなムードを物語るワンシーンとなった。昨夏のロシア・ワールドカップをはじめ、長年代表で共闘してきた経験豊富な2人がピッチ内外でリーダーシップを発揮しており、これからも力強くチームをけん引してくれそうだ。(Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki)