錦織「なおみから最高のバトンを受けた」。大坂とそろってベスト16進出[全豪オープン]

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「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14〜27日/ハードコート)の大会6日目。男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)がジョアン・ソウザ(ポルトガル)を7-6(6)、6-1、6-2のストレートで破り、2年ぶり7回目のベスト16進出を果たした。その錦織が試合後のインタビューに答えた。

2回戦の後に「もっとラリーがしたかった」と言っていたことについて聞かれると「特に後半は自分のやりたいプレーができましたし、打っているボールの感覚も良くて、良いテニスができたと思います」と語った。


対戦相手のソウザについては「久しぶりの対戦でもあったので、しっかり作戦は練っていました。ストロークはしっかりしているし、回り込むフォアも武器なので、それをなるべく打たせないように意識はしていました」と、万全で試合に臨んだことを述べた。


メルボルンの気候については「今のところはそんなに暑い日に当たっていません。一試合目は少し暑かったですが、今のところはやりやすいコンディションではあります」と答えた。


2年ぶりの「全豪オープン」を楽しんでいるかという質問には「良い感じでどの試合もいけています。1回戦、2回戦と危ない試合をくぐり抜けて来られて、今日も良い試合ができました。次もしっかりリカバリーして臨みたいと思います」と語った。


また、オンコートインタビューでは「大好きなマーガレット・コート アリーナで3試合連続行うことができて嬉しいですし、慣れてきましたね。また、なおみから最高のバトンを受けました」と大坂なおみ(日本/日清食品)についても語っていた。


この日、2人は2回戦と同様、同じコートで続けて試合を行った。2回戦は錦織、大坂の順、3回戦は大坂、錦織の順で勝利のバトンを繋ぎ、ともにベスト16進出を果たした。


勝利した錦織は、現在対戦中のファビオ・フォニーニ(イタリア)とパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の勝者と4回戦で対戦する。どちらも強敵だが、ここまでの勝負強さを活かしてさらなる上位に進めることを期待したい。


テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」3回戦での錦織圭
(Photo by Julian Finney/Getty Images)