マメに洗車をしてるのに……なぜか「くたびれ感」の出た愛車に「シャッキリ感」を取り戻す方法7つ
蓄積した汚れや小キズがくたびれたように見えてしまう原因
あんなに新車のときはピカピカして、見た目もシャッキリしていたのに、長く乗るにつれてなんともくたびれた感じになってきたなんていうことは誰もがあるのではないだろうか。洗車やワックスがけをマメにしていてもダメなので、なんとも複雑な心境だ。もちろんぼやけてくるには理由がある。今回は今一度クルマをシャッキリと見せる7つのポイントを紹介しよう。
1)タイヤとホイール
オシャレは足もとからというのはクルマにも当てはまる。靴が汚いと全体も貧相に見えるのと同じで、まずはタイヤを黒々とさせ、ホイールもダストを落としてピカピカにする。ポイントはタイヤはギラギラでなく、しっとりした光沢にするということ。これだけでも全体が締まって見える。
2)ホイールハウス
タイヤとホイールのさらに奥にもこだわりたい。それがホイールハウスの内側なのだが、ここは通常、黒い樹脂カバーが付いているはずだ。これが白っぽくなると、チラリとしか見えない部分とはいえ、全体に影響する。ホイールを外すのは面倒な場合は、スプレーするだけで汚れを落としてツヤを出してくれるタイヤクリーナーをスプレーすればいい。
3)ウインドウ
ガラスがピカピカだと気持ちいいのは誰もが知っているだろうが、問題はフチの部分。よく見ると砂や汚れなどがたまっていることがある。これがウインドウまわりの輪郭をぼやかせている原因となるだけに、きっちりと周囲すべてをきれいにしてやること。
思い切ってプロの手に委ねるのも解決策のひとつ
4)パネルの隙間
クルマはボディパネルを組み合わせて作られている。このスキ間に汚れが溜まりやすく、そうなるとパネルの境界線がぼやけてしまう。ドアの開口部も含めて、割ばしに布を巻きつけたものを使うなどして、汚れを取り除いてやろう。
5)エンブレムやレンズ
ボディに対して、エンブレムやウインカーなど、こまごまとしたものが装着されている。ここは汚れが溜まりがちなので、綿棒などでフチ取りをするようにして汚れを取り除いてやると、パチッと締まった感じになる。
6)樹脂部分
タイヤもそうだが、黒い部分は黒くが鉄則。最近は減ったが、無塗装の黒い樹脂があるなら、ここはツヤを出しておく。最近は専用のコーティング剤があるので、これを塗ると自然な光沢が長期間持続する。また同様にヘッドライトなどもきれいにしおこう。黄ばんでいる場合は、除去してコーティングをする。
7)塗装面
細かいキズが蓄積することで、全体をぼんやりとしたイメージになってしまう。大物であるため、気になってきたらプロに磨いてもらうといいだろう。コーティングをかけなくても、コンパウンドで磨いてひと皮むいてくれるショップは結構あるので、聞いてみるのも手だ。