3戦連続7得点の若きエース躍動のカタールが3連勝で首位通過! 2位通過サウジアラビアはラウンド16で日本と対戦《AFCアジアカップ2019》
AFCアジアカップ2019グループE第3節、サウジアラビア代表vsカタール代表が17日に行われ、カタールが2-0で勝利した。この結果、カタールの首位通過およびサウジアラビアの2位通過が決定した。
共に2連勝ですでにグループステージ突破を決めているサウジアラビア(勝ち点6)と、カタール(勝ち点6)によるグループ首位通過を懸けた一戦。
共にここまでの2試合では爆発的な攻撃力が印象的な両者だったが、この試合では引き分けでも首位通過が決まるカタールが守備的な布陣で臨んだ影響で攻めるサウジアラビア、カウンターで応戦するカタールという構図に落ち着く。
立ち上がりからサウジアラビアが相手の背後を積極的に狙う中、15分にはカタールがセットプレーの流れからブアーラームがアクロバティックなボレーを狙うが、これはGKの好守に遭う。
攻勢を続けるサウジアラビアは22分、後方からのフィードに完璧なタイミングで抜け出したアル・ムワラッドがボックス右からシュートを放つが、これは惜しくもニアサイドのポストを叩く。この絶好機を逸したサウジアラビアだが、その後もエースを起点に幾度も相手ゴールに迫っていく。
一方、なかなか攻撃に出られないもののゲームプラン通りの戦いを継続するカタールは北朝鮮戦で4ゴールの若きエースが魅せる。42分、カウンターからゴール前に抜け出したアルモエズ・アリがDFのファウルを誘いPKを獲得。このPKはキッカーのアル・ハイドスが相手GKのビッグセーブに阻まれ先制に失敗も、前半アディショナルタイムには相手DFの連係ミスからアブドゥラジズ・ハティムのスルーパスに抜け出したアルモエズ・アリが冷静にGKとの一対一を制し、グループステージ3戦連発となる今大会6点目を奪った。
1点ビハインドで試合を折り返すことになったサウジアラビアは後半立ち上がりからリスクを冒して攻勢に出るが、引いてブロックを敷くカタールの堅守を前になかなか決定機を作れない。逆に59分にはカタールのCKの場面でインスウィングでゴールに向かうクロスをGKが弾き出せずゴールネットに吸い込まれるが、ここはやや微妙な判定でオフェンスファウルとなり、何とか2失点目を逃れた。
その後は押し込むも攻め切れないサウジアラビア、堅守速攻で危なげなく試合を運ぶカタールという構図の下でややこう着状態が続く。しかし、80分にはカタールが左CKの場面でアルモエズ・アリがヘディングシュートを叩き込み、試合を決定づける2点目を奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、若きエースの活躍で快勝のカタールが3連勝で首位通過を確定。敗れたサウジアラビアは2位通過となった。
なお、首位通過のカタールはラウンド16でグループD2位のイラクと、2位通過のサウジアラビアはグループF首位の日本との対戦が決定した。
また、同時刻開催となったレバノン代表vs北朝鮮代表は、レバノンが4-1で勝利した。この結果、レバノンの3位と北朝鮮の最下位が確定した。
なお、レバノンは各グループ3位の上位チームの4番手ベトナムと勝ち点、得失点差、総得点のいずれでも並んだものの、反則ポイントによって決勝トーナメント進出はならなかった。
共に2連勝ですでにグループステージ突破を決めているサウジアラビア(勝ち点6)と、カタール(勝ち点6)によるグループ首位通過を懸けた一戦。
共にここまでの2試合では爆発的な攻撃力が印象的な両者だったが、この試合では引き分けでも首位通過が決まるカタールが守備的な布陣で臨んだ影響で攻めるサウジアラビア、カウンターで応戦するカタールという構図に落ち着く。
攻勢を続けるサウジアラビアは22分、後方からのフィードに完璧なタイミングで抜け出したアル・ムワラッドがボックス右からシュートを放つが、これは惜しくもニアサイドのポストを叩く。この絶好機を逸したサウジアラビアだが、その後もエースを起点に幾度も相手ゴールに迫っていく。
一方、なかなか攻撃に出られないもののゲームプラン通りの戦いを継続するカタールは北朝鮮戦で4ゴールの若きエースが魅せる。42分、カウンターからゴール前に抜け出したアルモエズ・アリがDFのファウルを誘いPKを獲得。このPKはキッカーのアル・ハイドスが相手GKのビッグセーブに阻まれ先制に失敗も、前半アディショナルタイムには相手DFの連係ミスからアブドゥラジズ・ハティムのスルーパスに抜け出したアルモエズ・アリが冷静にGKとの一対一を制し、グループステージ3戦連発となる今大会6点目を奪った。
1点ビハインドで試合を折り返すことになったサウジアラビアは後半立ち上がりからリスクを冒して攻勢に出るが、引いてブロックを敷くカタールの堅守を前になかなか決定機を作れない。逆に59分にはカタールのCKの場面でインスウィングでゴールに向かうクロスをGKが弾き出せずゴールネットに吸い込まれるが、ここはやや微妙な判定でオフェンスファウルとなり、何とか2失点目を逃れた。
その後は押し込むも攻め切れないサウジアラビア、堅守速攻で危なげなく試合を運ぶカタールという構図の下でややこう着状態が続く。しかし、80分にはカタールが左CKの場面でアルモエズ・アリがヘディングシュートを叩き込み、試合を決定づける2点目を奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、若きエースの活躍で快勝のカタールが3連勝で首位通過を確定。敗れたサウジアラビアは2位通過となった。
なお、首位通過のカタールはラウンド16でグループD2位のイラクと、2位通過のサウジアラビアはグループF首位の日本との対戦が決定した。
また、同時刻開催となったレバノン代表vs北朝鮮代表は、レバノンが4-1で勝利した。この結果、レバノンの3位と北朝鮮の最下位が確定した。
なお、レバノンは各グループ3位の上位チームの4番手ベトナムと勝ち点、得失点差、総得点のいずれでも並んだものの、反則ポイントによって決勝トーナメント進出はならなかった。