16日放送、MBS「戦え!スポーツ内閣」では、女子フィギュアスケートの紀平梨花にインタビュー。2019年は4回転を跳ぶと予言した。

シニアデビューでいきなりグランプリファイナル優勝を飾り、一躍世界のトップに躍り出た紀平。普段の練習について、1つの要素を集中して練習し、「試合の中でどんな状態でもできるようにクセづけて」いるという。その熱心な練習から生まれたのが、代名詞のトリプルアクセルだ。

だが紀平は、2019年は「4回転トゥループを跳ぶ」と、さらなる飛躍を予言。すでに昨季、海外合宿の最後にトゥループとサルコウは「1日に1本はクリーンで跳べるような状態」と明かした。

ロシア勢の活躍が刺激という紀平は、「トリプルアクセルを入れた演技を安定させることができてきたので、4回転を入れて少しずつ安定感が出てきたら」とコメント。「来シーズンまでに完成度を高めて跳べるようにしたい」と意気込んだ。

フィギュアスケーターの鈴木明子氏も「彼女の能力的に跳べる」と太鼓判。練習と本番の違いや、4回転を入れた際の他の演技への影響を懸念しつつ、体幹の強さからブレない紀平だけに「本番で見られる日も近いんじゃないか」と期待を寄せた。

そのうえで、鈴木氏は「音との繊細な調和」が紀平の長所と解説。「そこがあるからこそ、ジャンプも際立つ」とし、「トリプルアクセルが跳べる紀平」ではなく「トリプルアクセルも跳べる紀平」「バランスが優れている」と、総合力を高く評価した。

共演した手相芸人の島田秀平は、紀平の手相には「ナルシスト線」があり、「自分の見せ方を知っている芸術家肌」とコメント。運気上昇のサインである「イケイケ線」もあり、新しいことを始める絶好のタイミングだと述べた。

さらに、紀平の手には仕事でうれしいことが起きる予兆である「フィッシュ」もあるという。これは、昨年活躍した俳優の田中圭や野生爆弾くっきーにもあったそうだ。

ただ、生年月日占いでは、2022年の北京五輪で一番運気が上がるのは、宮原知子とのこと。「過去7年の頑張りが報われるご褒美の年」になると、メダル獲得に期待を寄せた。