24年前も冬型の気圧配置で曇り
1月17日は、北日本を中心に冬型の気圧配置となり、北日本と北陸では雪か雨、西日本の日本海側では雨か雪となり、太平洋側の地域では概ね晴れました。神戸では寒気の影響で雲が広がりました。あすは、西日本から高気圧に覆われ、晴れのところが多くなる見込みです。
24年前に阪神・淡路大震災が発生した時も、北日本を中心とした冬型の気圧配置で、雲が神戸のほぼ全天を覆っています。地震による停電で暗闇となった街に火の手があがり、消防車のサイレンが聞こえない静寂の中で火災が広がってゆきました。地震前に30kmであった視程は8kmとなり、6時30分以降は「けむり」という観測でした。
(気象予報士・饒村 曜)