他人宅のドアホンを2時間以上も舐め続けた男(画像は『New York Post 2019年1月8日付「Man caught on security camera licking family’s doorbell」』のスクリーンショット)

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かなり気味の悪い行動をとる男のニュースが、このほどアメリカから届いた。ある住宅の玄関前に設置された監視カメラに、異常な行動をする男の様子が捉えられていたのだ。『New York Post』『abc13 News』など多くのメディアが伝えている。

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今月5日の早朝5時頃、カリフォルニア州サリナスにあるデイブ・ダンガンさん(Dave Dungan)とシルビアさん(Sylvia)夫妻の自宅玄関で奇妙な行動をする男の姿が監視カメラに捉えられていた。男はカメラが設置されているのを承知かのように、カメラレンズを凝視したままドアホンのボタンを舐め始めた。

『abc13 News』が伝えたところによると、男は3時間ほどドアホンを舐め続けていたという。恐ろしいことに当時、デイブさんとシルビアさん夫妻は外出しており自宅には子供達が寝ていたという。監視カメラはちょうど1か月前に設置したばかりで、異変があるとホームセキュリティシステムによって夫妻の携帯電話に警告通知が来るようになっていた。

シルビアさんは当時のことをこのように振り返っている。

「朝5時くらいに携帯電話へセキュリティシステムから通知があったのです。息子は外出したまま朝6時まで帰らないはずだし、『変だな…』と思ったんです。」

そしてカメラの映像を確認したシルビアさんは、思わず「何これ! いったい誰なの!」と驚きの声をあげたそうだ。夫のデイブさんも「かなり気味が悪い」と話しているが、『New York Post』によるとダンガンさん宅を後にした男は近隣の家を訪れていたとのことだ。近所に住む人々も「今までいろんなものを見て来たけど、これが一番驚くよ」などと語り、驚きや恐れを感じているという。

ダンガン夫妻が自宅に戻った際に付近を確認すると、クリスマス用ライトのケーブルが持ち去られた形跡があった。夫妻はサリナス警察に通報し、男が映った映像を提供した。映像には犯人の顔がハッキリと映っていたこともあり、警察では男がロベルト・ダニエル・アロヨ(Roberto Daniel Arroyo)と特定した。

今回対応したサリナス警察のミゲル・カブレラ氏(Miguel Cabrera)によると、ロベルトは過去に麻薬常習や公の場で泥酔して暴れ、逮捕しようとした警察に抵抗したなどの軽犯罪歴があったことからすぐに特定できたという。なおロベルトは、窃盗と浮浪罪で起訴される可能性があるそうだ。

画像は『New York Post 2019年1月8日付「Man caught on security camera licking family’s doorbell」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)