まさに完璧なメリー・ポピンズ!
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 ディズニーのミュージカル映画『メリー・ポピンズ リターンズ』でエレガントな魔法使いメリー・ポピンズを見事に演じたエミリー・ブラント(『クワイエット・プレイス』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など)が、音域まで広げたという徹底したボイストレーニングについて語った。

 オリジナル版『メリー・ポピンズ』(1964)は主演女優賞、作曲賞、歌曲賞などアカデミー賞5部門受賞を果たしたミュージカルの名作。本作はそれから20年後、大恐慌を迎え暗く厳しい時代のロンドンを舞台に、バンクス家のピンチに再び現れたメリー・ポピンズの姿を愉快な9曲の新曲と共に描く。

 かつてジュリー・アンドリュースが演じたアイコニックなキャラクターに再び息を吹き込むにあたり、エミリーは徹底的にボイストレーニングを行ったという。「その時は妊娠中だったから、下の娘はメリー・ポピンズの歌を聴きながらおなかの中で育ったわ。これまで歌のトレーニングをしたことはなくて、メリー・ポピンズを演じるにあたってはトレーニングが何より大事だった」と振り返る。「この映画でのわたしの歌声は、普段の歌声とはまた違う。本当に強烈な個性の役柄だから、メリーに合った声を作る必要があったの。だから単純に歌に挑戦したわけではなく、メリー・ポピンズの声をいかに作るかという挑戦でもあったのよ」と歌声とリンクした役づくりについて語った。

 約4か月と長期にわたるリハーサル期間中もトレーニングを行っていたそうで、メガホンを取ったロブ・マーシャル監督(『シカゴ』など)も「彼女がトレーニングをしていくうちに、どんどん音域が増えていったんだ。トレーニングを受けながらリハーサルもして、かなりハードに取り組んでいたよ。ものすごい女優だと思った」とエミリーのプロ根性を大絶賛している。

 楽曲の魅力が大きなウエイトを占めるミュージカル映画とあって、エミリーは9曲の新曲の制作過程にも関わった。「わたしは早い段階からこのプロセスに加わっていて、わたしたち全員がものすごいコラボ精神を感じていたの。曲はわたしができることや表現できることをもとに書かれていたわ。ロブは役者が必要としていることにしっかりと耳を傾けているし、演じる役柄について役者が持つ自分なりの考えをしっかりと認識してくれる。それって本当に素晴らしいし、演じる側も頑張ろうって思えるのよ」と明かしている。

 自分らしさを加えながら、たゆみない努力でエミリーが作り上げたのは、まさに完璧なメリー・ポピンズ。一緒に歌い出したくなるほどハッピーな楽曲の数々を、エミリーは圧巻の歌唱力で歌い上げている。(編集部・市川遥)

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日より全国公開