「悠仁さま」帝王学の危機

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 秋篠宮家はかねてより、宮内庁内で「ご難場(なんば)」として知られてきた。宮邸を切り盛りされる紀子妃の要求なさる作業のレベルが圧倒的に高く、ポケットマネーたる皇族費で雇う私的スタッフも含め、職員は頻繁に入れ替わるという。

「過去には、妃殿下の身の回りのお世話をする職員のトップである侍女長が、着任してすぐに体調を崩し、わずか1週間で出勤できなくなったことがあった。また18年の春にも、運輸業界から転職してきた女性が、やはり仕事の厳しさについていけず、1週間足らずで辞めてしまいました」(秋篠宮家の事情に通じる人物)

 この5月から「皇嗣家」となり、これまで20人程度だった職員は増員されるという。とはいえ現時点では“あまりに人手不足かつ仕事内容が多岐にわたるゆえ”毎朝行われる職員を集めての「朝礼」に、宮内庁幹部までが出席する事態となっている。

「悠仁さま」帝王学の危機

 こうした状況にあって懸念されるのは、やはり将来のお世継ぎである悠仁さまへの“影響”である。侍従職関係者が言う。

「慢性の人手不足に悩まされているような環境で果たして、悠仁さまが将来を見据える際に不可欠な『帝王学』を学び取られることができるのでしょうか」

 天皇陛下も、将来のお世継ぎである悠仁さまの御身をひたすら案じておられるという。

「悠仁さまに相応しい教育が過不足なく施されているかどうか、陛下は絶えず気を揉まれています。現時点で、将来の皇統は悠仁さまから続いていくことになる。すなわち、皇室の存亡が御身にかかっているわけですが、もはや陛下が手ずから帝王学をお授けするのが困難であり、それゆえ秋篠宮殿下と紀子妃殿下に託すしかない。ところが陛下は、その“内容”を案じておられるのです」(同)

 現在、お茶の水女子大附属小学校の6年生でいらっしゃる悠仁さまは、

「学校での生活はともかく、ご自宅にお招きするような、個人的に親しくされているご学友が見当たりません。これは同級の親御さんが“お怪我でもさせたら”と案じ、自身の子供を近づかせないようにしているといった事情もあるのですが、庁内では『学習院を選んでいれば、こんなことはなかったのに』といった落胆の声がしきりに聞かれます」(同)

わざと負ける職員

 皇族をお迎えする知見に長けている学習院には、ご学友たるに相応しい家柄の子息も多いのだが、お子さま方の自主性を重んじてこられた秋篠宮さまが、

「最終的にはお茶の水の『自主自律』という校風を気に入られ、悠仁さまのご入学に至ったわけです。ところが、眞子さまの結婚問題でも露呈してしまった通り、そうした自主性重視の方針は、必ずしも皇室には馴染まないのではないか。そんな見方が、現在は大勢を占めているのです」(同)

 放課後、悠仁さまが宮邸に帰宅なさると、ご学友の代わりに職員が遊び相手になるといい、

「トランプなどカードゲームのお相手を務めるのですが、悠仁さまは負けると途端にご機嫌を損ねられ、感情を露わになさいます。そのため職員は、わざと負けて差し上げることもあるというのです」(同)

 11月のお誕生日会見で、

〈(悠仁さまの)成長をどのように感じていらっしゃいますでしょうか〉

 と問われた秋篠宮さまは、

〈自分の主張だけをどんどんするのではなくて、人の話にもきちんと耳を傾けるようになってきた〉

〈人のことを思いやる気持ちというのは、以前よりも増してきたなと思います〉

 そう話されていたのだが、

「陛下が最も気を揉まれているのは、悠仁さまに教育係がおらず、さらに両殿下にも帝王学を授ける機会がないことです。12年の会見で秋篠宮殿下は『(悠仁さまが)どういう立場にいるかというのは、だんだん年を経るにつれて分かっていくのがいいのではないか。今、君はこういう立場なんだよ、というようなことは私たちは話しておりません』と仰っていた。それから6年、陛下が安心して譲位なさる土台が整ったかといえば、甚だ心許ないと言わざるを得ません」(同)

 会見での陛下の震えたお声は、こうした現状と無関係ではあるまい。大きなご懸念を孕んだまま、皇室は新時代を迎える――。

「週刊新潮」2019年1月3・10日号 掲載