自身も愛犬家で知られる小池百合子知事。2016年の選挙で「動物の殺処分ゼロ」を公約に掲げ、当選を果たした。現状は?

「都では2016年から2年連続で、ワンちゃんの殺処分ゼロを達成しました。また、ねこちゃんの殺処分数は2015年度が193頭、2016年度が94頭でしたが、2017年度には16頭に激減しました。

 2019年までに完全殺処分ゼロが目標ですが、前倒しで達成できそうです。皆さんの協力あってのことですし、後戻りしないよう、しっかりやっていきたいです」

 東京都では、ほかにも動物愛護の取り組みを積極的におこなっている。

「『ワンニャンとうきょう』というサイトで、飼い方についての情報を提供したりしています。

 保護した動物の譲渡についても、48の団体に協力いただき、保護された動物を譲り受けるという意識が都民の間で高まってきました。命ある動物ですから、最後まで面倒を見るという責任感を持っていただきたいですね」

 小池知事の愛犬はヨークシャー・テリアの女の子「そうちゃん」。名前の由来が「総理大臣」なのは、あまりに有名だ。

「『官房長官』でも『社長』でもいいんですけどね(笑)。お互いに癒やし、癒やされる大事な関係。もう16歳で、食が細くなってきたのは心配ですが、元気でいてほしいです。

 数年前、犬用スロープを3台、通販で買ったんです。毎朝、スロープでベッドに乗ってきて、起こしてくれます(笑)」

(週刊FLASH 2018年12月25日号)