中国の上海で2016年に行われたイベントで華為技術(ファーウェイ)の看板の前を歩く人たち=ロイター

写真拡大

 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は12日、ポーランド捜査当局がスパイ容疑で逮捕した現地法人の社員、王偉晶氏を解雇すると発表した。

 同社は王氏の嫌疑について、「会社とは関係ない」と釈明。解雇する理由を「ファーウェイの世界的な名声に悪影響を与えたため」と説明した。

 王氏については、ポーランド治安当局の元関係者とともに逮捕されたと11日に報じられていた。2人は8日に拘束されたという。地元メディアによると、王氏は容疑を否認しているという。

 ファーウェイは12日の声明で、「我々はどの国でも法律を順守し、社員にもそれを求めている」と表明した。

 ファーウェイをめぐっては、中国のスパイ活動に使われる可能性があるとして、米国などが製品の締め出しに動いている。昨年12月には、孟晩舟副会長兼最高財務責任者が米国の要請を受けたカナダ当局に逮捕された。(北京=福田直之)