地元の鳥取からは、シンプルなデザインの木彫りの作品や、着物をまとい擬人化された土人形などを紹介/写真は主催者提供

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鳥取県鳥取市のわらべ館3階ギャラリー童夢で3月10日(日)まで、「おもちゃと遊びの企画展 干支の郷土玩具展 とっても亥〜ですね」が開催されている。

【写真を見る】平成31年の年賀切手のモデルをつとめた秋田県の八橋人形と福島県の中湯川人形も登場/写真は主催者提供

2019年は、どっと駆けるイノシシの出番。古くは、肉が貴重なタンパク源となるだけでなく、骨は占いにも用いられた。そんな大切ないのししの様々なデザインが楽しめる。

担当者は「日本におけるイノシシは、縄文時代以来の狩猟対象として、貴重なたんぱく源となり、1回に4、5頭出産するため、多産や豊穣の象徴として、祀られることにもなりました。そんななじみ深いイノシシをモデルにした、日本各地の張り子や土人形・土鈴、キビやウリノキなどの珍しい素材を用いた郷土玩具を約90点展示、紹介しています」と展示内容について話す。

亥年にちなんだイノシシにまつわる企画展。いのししの新たな魅力を発見しに行こう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)