注目の新ドラマ3選、竹内結子VS常盤貴子で弁護士ものがアツい

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 年末年始は名作ドラマの一挙放送でまったり。
『アンナチュラル』(TBS系/2018年1〜3月)は、私たちが生きるまさに今を切り取った上質なドラマだったなぁと改めて実感。また、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系/2018年4〜6月)は、はるたん(田中圭)が何度観てもかわいくて愛おしい…。正月疲れを吹き飛ばしてくれました。

 さて、今週から続々と始まる冬ドラマ。今期はフジ・TBS・日テレともに力の入った弁護士ドラマがそろい踏み。それぞれ特色が異なる3作品に注目してみました。さあ、よりワクワクさせてくれるのはどれでしょう。

◆6年ぶり連ドラ主演・竹内結子の『QUEEN』
『ダンダリン 労働基準監督官』(日本テレビ系/2013年)以来、竹内結子が6年ぶりに地上波連続ドラマで主演を務めるのが、『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系/1月10日木曜22時スタート)。

 竹内結子が演じる主人公・氷見江は、「スピン・ドクター」と呼ばれる危機管理専門の弁護士。パワハラやセクハラ、名誉毀損などのトラブルを裏で操作して、社会的窮地に立たされるクライアントを救う天才トラブルシューターとのこと。

 いったいどんな事件をどんな風に解決へと導くのか、聞き慣れない仕事なだけに今までにない新しい物語を観ることができるのではないかと。何より竹内結子がビシッと華麗に問題を解決する様子は爽快感を得ることができそうです。
 また、Perfumeや星野源のミュージックビデオを手掛ける映像クリエイター・関和亮の演出、ブシュロンなど世界的ブランドの衣装協力が、スタイリッシュな映像を創り出してくれることも見どころのひとつ。つい見惚れてしまうようなオシャレでカッコいいシーンを期待しています!

◆“連ドラの女王”常盤貴子の『グッドワイフ』
 一方、90年代に“連ドラの女王”と呼ばれた常盤貴子が主演を務める『グッドワイフ』(TBS系/1月13日日曜21時スタート)は、シーズン7まで続いたアメリカの人気ドラマシリーズ「The Good Wife」を原作とするリーガルヒューマンドラマ。

 こちらは『QUEEN』とは対照的に、等身大で親近感を持てそうな主人公。常盤貴子演じる蓮見杏子はずっと家族を守ってきた専業主婦。ところが、夫が突然逮捕された上に女性スキャンダルまで明らかになって、大切な子どもたちのため16年ぶりに弁護士に復帰します。
 子どもたちを気遣いながら、夫の裏切りに胸を痛めながら、長いブランクのある仕事に悪戦苦労する姿は、きっと共感を覚える人が多いはず。だって、30代40代の女性って他にもいろんなことを抱え込みながら、仕事したり子育てしたりしているものだから。

 自らの弱みをも利用して立ち向かうという彼女のしなやかな強さに、翌月曜からの一週間を乗り越える活力をもらいたい!

◆昨年に続き主演!坂口健太郎の『イノセンス』
 さらに、『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系/1月19日土曜22時スタート)が、昨年春の『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ/2018年)の好演が記憶に新しい坂口健太郎を主演に迎えてスタート。

 まだ3年目にして5件の逆転無罪を勝ち取った経歴を持つ若き弁護士・黒川拓が主人公。無罪を証明するのはほとんど不可能とされる冤罪事件の弁護を引き受け、科学者やジャーナリストの力を借りて実証実験によって冤罪を証明していきます。これは本格ミステリ好きにはたまらない骨太な内容を期待できそうですね。
 脇を固める川口春奈はもちろん、今注目の趣里も魅力的(主人公の理解者であり補佐役という役柄が、TBSテレビ系・2018年の『ブラックペアン』をほうふつ)。新鮮な顔合わせの3人のチームプレイも楽しみ。

 三つ巴(みつどもえ)の様相を呈する弁護士ドラマから、「あれはいいドラマだった」と今後語り草になるような名作は誕生するのか。ぜひリアルタイムでチェックを!

<文/林らいみ>

【林らいみ】
フリーライター。大学院で日本近世史を研究した硬派の歴女。舞台・映画・ドラマが好物。観たい舞台があれば万難を排して劇場に馳せ参じ、好き勝手言っている。たま〜に歴史系記事を書く。